4月12日、元ジャニーズJr.の岡本カウアンさんが、ジャニーズ事務所の創業者、故ジャニー喜多川さんから性被害を受けたと記者会見で告白。
この一連の疑惑に関しては、イギリス公共放送BBCが制作したドキュメンタリー番組が3月、日本国内でも配信され、大きな注目を集めています。
現時点で真偽のほどは確かめようがないですが、ネット上ではこの騒動に対するジャニーズの熱狂的なファン、いわゆる「ジャニオタ」の反応がヤバい!と話題になっています。
- コイツらダメだ…
- 倫理観が終わってる
- そりゃ性加害なくならんわ
など、ジャニオタの反応には多くの批難の声が挙がっているのです。
この記事では、批判の的となっているジャニオタの反応がどのようなものなのか、実際の声を取り上げて掘り下げていきます。色々と調べていく中で、国民的アイドルであったSMAPのメンバーも被害に遭っていた可能性も出てきました。
もくじ
ジャニオタの反応を批判する世間の声
やはりジャニオタの反応に対して異常性を感じる方は多いようで…
騒動に対するジャニオタの反応
それでは批判の対象となっている、岡田カウアン氏の告発に対するジャニオタの反応を確認しておきましょう。
性的被害が嫌!
— ✤魔織✤ (@osakamaori_t) April 12, 2023
この嫌を覆すほどの幸せが手に入ってるんだろうね。優しいんだよ、ジャニーさん🥺きっとね。
飴と鞭でもめちゃくちゃ美味しすぎる飴で鞭を忘れられるくらいなら苦にならないのかも。
じゃなかったらこの手の告発はもっと出てるって。
訴えたかったらやめてすぐすればよかったんになんでジャニーさん亡くなってから訴えるん? 現役の子に影響与えないでよ?
— みお (@HM01443149) April 8, 2023
真摯に受け止めていない
これらジャニオタの発言を見る限り、勇気を出して名乗り出た今回の岡本カウアン氏の告白を、真摯に受け止めていないことだけは確かです。
「ジャニーズを辞めた人間は黙ってろ」「どうせ売名行為だろ」などとのたまうのは、失礼を通り越して問題の甚大さをそもそも理解していないのでは?と思ってしまいます。
「辞めジュ」とは?
ジャニオタの発言に出てくる「辞めジュ」という言葉を念のため解説しておくと、まあ何となく分かるかと思いますが「辞めたジャニーズ」のことらしいです。
なぜ辞め”ジャ”でなく辞め”ジュ”なのかはよく分かりませんが、「ジュニアのうちに辞めた元ジャニーズ」ということなのではないかと勝手に想像しておきましょう。
告発する側にメリット無し!
ジャニオタの皆さんは今回の告発を売名だ何だと騒いでいますが、冷静に考えればこんな形で名前を売ったところで何のメリットもないことはすぐに分かります。
瞬間的には取材の依頼やメディア出演の話が多少来るかもしれませんが、内容が内容だけに大手を振ってテレビなどが放送できるものではありません。(岡本カウアン氏の告発の内容、詳細は↓にて)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a9b961c359bb1e46f4829cd4b5b8dafba4861ed
↑の記事を読むと分かりますが、カウアン氏が受けた被害内容はハッキリ言って「気持ち悪い」の一言。
こんな不快な内容を「全国のお茶の間に伝えてください」と依頼するテレビ局は存在しないでしょう。ましてコンプライアンスがとにかくうるさいこの時代、ジジィの気色悪い趣味を番組にしたところでスポンサーがつくはずがありません。
よって今回の告発で、カウアン氏の名前は全国に知れ渡ったとしても、彼に見返りもメリットもほとんど生まれないと言えます。
早く忘れたいであろう辛い経験を、実名で公表したことは評価されこそすれ、叩かれる要素などどこにもないのです。
事実なら犯罪行為である
そして改めて言うまでもなく、一連のジャニー喜多川氏の疑惑が真実ならば、これは明らかな犯罪行為です。ジャニー喜多川氏が既に他界しているとはいえ「今さら」とか「過去のことだ」とかは被害者にとっては言い訳になりません。
今回の岡本カウアン氏の告発は氷山の一角である可能性もあり、他に余罪がたくさんあるのならば、これはもう日本芸能界史上における最大の汚点と言っていいでしょう。
ジャニオタの皆さんには、残念ながらそんな認識は全くないようですが…
なぜ擁護する?
ではなぜジャニオタの皆さんは、”辞めジュ”を叩きジャニー喜多川氏を擁護するような発言をするのでしょうか?
「推し」が消えるのが嫌
ジャニオタの皆さんがジャニー喜多川氏を擁護したり、告発した辞めジュを叩く理由は「自分の”推し”が消えるのが嫌」ということに尽きると思います。
もしこの騒動を重く見た警察が、本格的に捜査に乗り出したらどうなるでしょう。
ジャニーズ事務所は芸能活動どころか存続すら危ぶまれることになるかもしれません。
そこまでの事態にはならなかったとしても、既にジャニーズタレントやジュニア達には「コイツもあのジジィに咥えられたのかなぁ」という好奇の目が向けられています。
それが事実でなくとも、そうした世間からの目に耐えられず、タレント活動を辞める人が現れても不思議はありません。
ジャニオタさんは要するに「今回の騒動で自分が応援している現役のジャニーズタレントやジュニアに影響が及ぶことが嫌」なのです。
自分本位もいいところ
結局のところジャニオタさんの言い分は、タレント自身の被害や苦悩は置いといて、自分が楽しめなくなるのが嫌だということです。
これは自分本位も甚だしい…
本当のファンならば、好きなタレントには充実した人生を送ってほしいと願うはずです。
今回のように、おぞましい経験をしてまでジャニーズでタレントになる必要はどこにあるのか…。タレント活動は他の事務所でもできます。
そもそもジャニーズタレントの熱愛報道や結婚に対してギャーギャー騒ぐ時点で、相当に歪んだ愛情であることがうかがえます。
ジャニオタさんはつまり…
「ジャニーズ」という鎧をまとったタレントが好き
もしくは
「ジャニーズタレントを懸命に応援している健気な自分」が好き
のいずれかと言えるでしょう。
タレントさん本人の人生や感情はどうでもいい…、実にヤバい思考回路だと思います。ジャニオタの倫理観が終わっていると言われるのはこの辺りではないでしょうか。
もちろんすべてのジャニオタがそうだとは言いません。ただ、一部の声があまりにも強烈で異常なため、それがジャニオタの総意であると思われてしまっても致し方ありません。
もしかして、ジャニオタの多くは「クロワッサン症候群」?
SMAPも被害に…?
ジャニーさんからの被害は、誰もが知る元・国民的アイドルグループ「SMAP」のメンバーにも及んでいたと思われる画像が見つかりました。
中居くんと香取くんの謎の会話
↓は、あるテレビ番組で紹介された、元SMAPの中居くんと香取くんの会話です。香取くんが何故か録音していたというこの会話が意味するものとは…
画像では相互の会話の順序が分かりにくいので並べ直します。
中居「あのー、原宿で待ち合わせてるんでしょ」
香取「明日、合宿所にね、一人で来なって」
中居「うん…お前いくつ?」
香取「4月から6年生」
中居「あーかわいそうに」
誰が呼んだ?何がかわいそう?
香取くんは合宿所に一人で来いと誰に言われたのか、そして中居くんは6年生になった香取くんの何がかわいそうだと言ったのか…
ここまでの一連の騒動から考えると、その疑問の答えは自ずと見えてきてしまいます。
この番組が放送された当時は、ジャニー喜多川氏の悪行が取り沙汰されていなかったため「謎の会話」という扱いで終わっています。
しかしカウアン氏の告発やBBCのドキュメンタリーによって闇が暴かれた今、点と線が繋がったように感じるのは私だけではないはずです。
これすらもジャニオタの皆さんは「過去のことだ」と一笑に付すのでしょうか…。もし自分が同じことをされても「夢のためには仕方ない」と泣き寝入りできるのでしょうか…。
ジャニー喜多川問題、ジャニオタの反応はヤバすぎる!現実と真摯に向き合うべきだが…
大きな注目を集めている元ジャニーズJr.岡本カウアン氏の告発に対するジャニオタの反応がヤバいということで記事を進めてきました。
勇気を持って実名で名乗り出たカウアン氏のことを「今さらだ」「売名だ」と叩くその発言の数々は、いかにも問題の本質を理解していないように思われます。
そして肝心のジャニーズ事務所がこの件に関して出した声明もあまりに薄っぺらく…↓
何だこのAIが生成したみたいな心のこもってない文章は!
ジャニーズ事務所もジャニオタ共々
ダメだこりゃ
の一言に尽きますね…。
ジャニーズ事務所、ジャニーズタレント、そしてジャニーズオタク…この三角関係の中には、一般の感覚を持った人間は立ち入らない方が懸命なのかもしれません。