日本中を巻き込む大騒動となっているジャニーズ事務所元社長・ジャニー喜多川氏による性加害問題。
その内容はもはや説明の必要はありません。被害者の会のメンバーにより数々のおぞましい行為が白日の下に晒され、ジャニーズ事務所はついに(ようやく)記者会見を行なったことは皆さんご存知の通りです。
しかし、ジャニーズの所属タレントに対して性加害を加えていたのはジャニー喜多川氏だけではありませんでした。
そのもう一人の加害者は「ジャニオタ」と呼ばれるジャニーズタレントの熱狂的なファン達。彼女らの常軌を逸した行動にはネット上でも
- ジャニオタほんとヤバい!怖い!
- 男と女、逆だったら逮捕案件だぞ
- これもうジャニー喜多川と同罪だろ…
など、明らかにやり過ぎだとの声が挙がっています。
この記事では、ジャニーズ性加害問題のもう一人の犯人「ジャニオタ」の異常行動について掘り下げていきます。
はじめに断っておきますが、全てのジャニオタが今回紹介するような行為をしているわけではありません。中には純粋にジャニーズタレントを応援しているファンもいらっしゃることはご理解ください。
もくじ
ジャニオタに関する世間の声
ジャニオタは大体ヤバいイメージ…
— のり (@nor_pict) September 9, 2023
一連の騒動が明るみになってからのジャニオタの言動に対してはそもそも批判的な声が飛び交っていました。
告発した側(被害者側)を叩いたりジャニー喜多川氏を擁護したり…実に自分勝手な人達なのです。
ジャニオタの問題行動「うちわ」
今回、明らかに問題行動、いや性加害という犯罪行為と言っても過言ではないのは、ジャニオタ達の応援アイテムの一つ「うちわ」です。
ジャニーズに限らずですが、ライブなどで「うちわ」による応援は非常にメジャーなものです。実際に好きなタレントのうちわを持って、そこに応援メッセージ等を書き込んでライブに参加した方も多いことでしょう。
しかし…
とんでもない内容のジャニオタのうちわ
論より証拠ということで、実際のとんでもない内容のうちわは↓のようなものです。
性加害問題があったからでしょうか…全く洒落になりません。いや、性加害問題がなかったとしても、これらの内容は明らかに酷い!酷すぎる!そして気持ち悪すぎる!
純粋な応援の気持ちとは到底思えない、もう嫌がらせとしか思えません。こんなやり方の応援をされてタレントさんは嬉しいんでしょうか。私なら不快感しかありません。
もはや立派な性加害
これが「ジャニオタももう一人の加害者」と言われる理由です。
ライブの度にこんな気持ち悪い内容のうちわを見せられたら、それこそ気が滅入ってノイローゼになってしまうタレントさんが居ても不思議はありません。
それでも彼らは、笑顔で手を振り懸命にパフォーマンスをする…それはプロとしてとても素晴らしいですが「俺がやりたかったのはこんな事じゃない」という葛藤を抱いたタレントさんもきっと居たことでしょう。
これらジャニオタによる過度な応援(?)はもはや立派な性加害であり、タレントさんへのダメージを考えるとジャニー喜多川氏と同罪とも言えるのです。
何でこんな事をする?
よっぽどのバ◯じゃなければ、こんな形での応援はおかしい、異質だと分かるでしょう。
それなのになぜジャニオタ達はこんなセクハラ全開のうちわを作成するのか…そこには自分本位も甚だしい理由があるのです。
“推し”に注目されたい!意識してほしい!
異常なうちわのメッセージに込められた歪んだ愛情の理由は、↓を見ると分かります。
つまり、ブッ飛んだ内容のメッセージを見せることで、タレントさんがそれに気付いて注目してくれたり反応してくれたりするのが嬉しくて、どんどんエスカレートして内容が過激になっていくという流れです。
これは反応するタレントさん側にも多少の問題があるかもしれません。しかし先ほど紹介したような内容のうちわが目に入れば、気持ち悪くて否が応でも注目してしまいます。
もちろんそれはその応援が嬉しいからではなく「ふざけるな!」という怒りの気持ちからです。
パフォーマンスの邪魔になっても関係ない…まさに自分本位の極地
はっきり言って、このようなうちわによる応援を「心から嬉しい」と思っているジャニーズタレントは居ないと断言できます。
理由は簡単です。パフォーマンスの邪魔だからです。しょうもない、どころかセクハラという犯罪行為に気を取られ、歌やダンス、その他演出に悪影響が出るなど、迷惑極まりないからです。
でもジャニオタさん達はそんなこと関係ない。自分に気付いたり反応してくれればそれでいい…いや、もっと言えばタレントさんが病んで人生を棒に振っても知ったこっちゃない…まさに自分本位の極地です。
彼女達はジャニーズのタレントを何だと思っているのか?あなたのオモチャじゃないんですよ。
社長からもファンからもセクハラされる
こうしてジャニーズタレントは、所属する事務所の社長からも、味方であるはずのファンからもセクハラされるという、救いようのない状況に居たことが分かります。
売れるため、有名になるために払う代償としてはあまりに高く、自分を殺して「無」の境地に行かなければ耐えることはできないでしょう。
ジャニーズのタレントさん達がどこか病んでいるように見えたり、社会性に乏しい一面を見せたりするのは、単に芸能界という特殊な世界に居るからという理由だけではないように思います。
もし男女が逆だったら…
ジャニー喜多川氏による性加害や、今回紹介したジャニオタによる性加害があまり問題としてピンと来ない方は、男女を逆にして考えてみたらいいと思います。
- もしこれが芸能事務所社長による女性タレントへの性加害だったら…
- もしこれが男性ファンによる女性アイドルへの応援メッセージだったら…
おそらく今よりもっと大問題に発展しているはずです。ところで今って男女平等の世の中なんですよね?被害者が男だからと言って、問題の大きさの程度が変わるのはおかしくないですか?
ジャニーズ教
ジャニーズ事務所、ジャニーズタレント、そしてジャニーズオタクの関係性は「宗教」だと理解した方がいいかもしれません。
ジャニー喜多川という絶対的教祖様が居て、所属タレント達は基本的に彼に心酔している、例え性加害を加えられようとも…。(被害者の会のメンバーですら、ジャニーさんに対する感謝の気持ちは消えないという人も居る)
そしてそんなドス黒い背景を何となく知っていながら、自分自身の気持ちや精神の安定のために、ジャニタレに貢ぎ、ジャニタレを利用し、自分が生きる理由をそこに見出すジャニオタ達…。
このような形が今まで当たり前のように成立していたのは、宗教的な一種の洗脳に近いものだと考えなければ理解が追いつかないのです。
ジャニオタのうちわによる性加害が酷い!闇が深すぎるジャニーズを取り巻く環境
ジャニーズタレントに対して性加害を加えていたのはジャニー喜多川氏だけではない、ジャニオタ達も立派な加害者であるとして記事を進めてきました。
上で紹介したうちわを見ていただければ、それも十分に納得のいくものだということがお分かりいただけたと思います。その内容、メッセージは明らかなセクハラであり、タレントさん達を不快にさせたり苦しめたりするには十分すぎる破壊力を持っています。
ジャニーズとファンの間には、これらが当たり前のようにスルーされてきた歴史があり、常人にはとても理解できない関係性があったのです。
ジャニー喜多川氏の性加害や、ファンによるセクハラ行為は断じて許されることではありませんが、この騒動に関しては今後も一般社会では到底考えられない事例や問題が明るみに出る可能性はまだまだあります。
ジャニーズを取り巻く闇が深すぎる環境…しかしそれは「ジャニーズ教」の中で行われていた宗教的行為であり、我々一般人の理解が及ぶ範囲ではない…そう考えるしかないのかもしれません。