中日ドラゴンズ・立浪監督がついに(?)その本性を表し、いよいよ恐怖政治のスタートかと話題になっています。
チーム関係者も「ここにきて立浪監督の鬼への変貌ぶりがすごい」と発言するなど、一気に緊張感が高まってきました。
この事態にネット上では
- やっぱ怖い…パワハラだろ
- これ選手が萎縮しちゃわない?
- いや、これぐらいやらないと
などその反応は様々なようです。
この記事では、世間一般では真面目で爽やかなイメージの立浪監督になぜパワハラ疑惑がかかっているのかを振り返りながら、立浪監督につきまとう黒い噂についても迫ってみようと思います。
もくじ
立浪監督鬼モードに対する世間の声
パワハラだという声もあるようですが、世間の反応的にはどちらというと好意的な見方のほうが強い印象です。
実際、近年のドラゴンズはずっと低迷しており、何かを変えなければ成績が上向くことがないのは間違いありません。
しっかりしたマスコミ対応は評価すべき
立浪監督の鬼モードが好意的に見られている一つの理由として、マスコミや取材対応の良さがあります。
後述しますが、選手一人一人に対する質問に対しても自身の考えと今後の方針をしっかりと喋る印象で、その内容も分かりやすいと評判です。
ただ、マスコミ対応が良い監督が素晴らしい監督かどうかというのは分かりません。
マスコミへのネタ提供という意味では日ハム・新庄監督などは申し分ないと言えますが、監督としての実力は…
立浪監督パワハラ?エピソード
立浪監督の鬼モードがパワハラじゃないかとの声は、つい先日の京田選手への対応にありました。
京田選手を強制送還
事が起きたのは5月4日の対DeNA戦。
立浪監督は打撃、守備ともに精彩を欠く京田選手を5回で懲罰交代。
これに関して試合後のインタビューでは
―5回に京田に代打を送った
「代打というか、取れるアウトをね。打つ打たないというのはずっと調子悪いから我慢してやっているんですけど、守れなかったら。あとは顔を見ていても全く精彩がないんで。であれば2軍でやり直して来いと。ということで今日は途中で代えました」
とキッパリ。
京田選手はここまで16打席ノーヒットで打率も.157と低迷。頼みである守備すらもボロボロで完全にスランプと言っていい状態でした。
怖いのはここから
京田選手がこのような状態で途中交代もやむを得なかった事はお分かりいただけたと思いますが、立浪監督が怖いのはここからです。
先ほどのインタビューの続きはこの通り↓
―試合中もベンチに(京田選手の)姿がなかった
「もう帰らせました」
こ…怖え〜!
普通なら交代後の試合を最後まで見せて反省を促すなどの指導になるところですが、立浪監督は即時、名古屋へと強制送還させたのです。
さらに
「あれだけ結果が出ないと、本人が一番苦しいんでしょうけど、出ている以上はそんなことは関係ない。こっちも気を使って何とかさせようというふうにやってはいたんですけど、もう戦う顔をしていないんで外しました」
とも話しています。
2軍にも居場所なし?
立浪監督が京田選手を2軍へ降格させたのは先述の通りですが、そこでも京田選手に厳しい措置を課しています。
―京田も2軍戦に出るだろうが、基本的に遊撃・根尾でいくのか
「そうですね。根尾中心で最初は。今ずーっと出していますんで、やります」
つまり2軍でも京田にまともな居場所はないぞと宣言しているのです。
1軍バリバリのレギュラーが、いきなり2軍に落とされ居場所すら確約されていない…、プロの世界ですから当然と言えば当然ですが、厳しい…
でもこれがパワハラという声は正直疑問です。
京田選手は十分守られていた?
これだけを見ると、京田選手は立浪監督から随分と冷たい仕打ちを受けているように見えますが、決してそんなことはありません。
それどころかむしろ立浪監督は京田選手に対して非常に寛大な心で接していました。
立浪監督は京田好き好きおじさん?
結果が出ない中でも立浪監督は京田選手を試合に使い続け、打撃については
みんなよく何やあの打撃と言うけど、アイツに悪気はないんですよ。
と発言するなど、擁護の姿勢を貫いてきました。
周りはもっと厳しい
京田選手の不振ぶりには元中日の山崎武司氏がこんな風に発言しています。
特に京田ですね。数字だけでなくて、打撃内容がひどすぎる。ああいう凡退をしてなおかつ暗い、というのはチームの雰囲気を悪くします。もし僕が打撃コーチだったらブチ切れてますよ!
京田選手に対しては、立浪監督はかなり我慢をしたと言えそうです。
これを『パワハラ』と断ずるのはさすがにちょっと無理があるでしょう。
他、立浪監督の厳しい視点
立浪監督の厳しい視点は京田選手にだけ向けられているわけではありません。
不動の4番・ビシエド選手にも
これまた今季、得点圏打率1割7分6厘と4番の仕事が全くできていないビシエド選手。
これについて立浪監督は
「誰が見てもあれだけ前へ行ったら打てない。そろそろスタイルを変えてくれないと。いろんな心配事はたくさんあるけど、一番の心配はそこ(ビシエド)ですよ。ずっと開幕から。
ちょっと前にも打てないときに『1か月このスタイルでやってみよう』と言ったのに1日か2日ですぐに自分のフォームに戻すので。頭が痛いですわ」
「ちょっといろいろ考えます。明日本人とも話して」
などと話し、プレースタイルの変更やスタメン落ちの可能性についても言及しています。
立浪監督の鬼モード突入、そしてパワハラ疑惑の原因は、こうした厳しい視点や対応にあるのではないかと思います。
立浪監督がなぜここまでパワハラ疑惑をかけられる?
監督として厳しい面を見せるのはある種当然と言えますが、立浪監督だけがなぜここまでパワハラ疑惑に直結してしまうのでしょうか。
立浪監督につきまとう黒い噂
立浪監督にパワハラ疑惑が持ち上がる背景には、過去の出来事が大きく関係しています。
疑惑の元凶は↑の記事内にある数々の出来事です。
暴力団との関係など、どこまでが本当のことなのか確かめる術はありませんが「火のないところに煙は立たず」とはよく言ったもので、少なくとも立浪監督と何かしらの関連性があるのは間違いないでしょう。
同級生の間でも怒られない不思議な存在
立浪監督は学生時代から妙に不思議な面を持ち合わせていました。
あの上下関係バリバリのPL学園で、先輩はおろか監督からも怒られないという謎のポジションを確立していたのです。
当時から彼の背後には、ドス黒い何かが渦巻いていたのかもしれません…
立浪監督、鬼モードでパワハラ?疑惑の原因は過去の色々な出来事と噂
中日ドラゴンズ・立浪監督が鬼モードに突入したことで生まれたパワハラ疑惑について、その発端となった出来事や原因について掘り下げてきました。
パワハラ疑惑の原因は京田選手やビシエド選手への厳しい対応にあり、その厳しさがすぐにパワハラ疑惑へと発展してしまうのは立浪監督の背景にある黒い噂にあるということがお分かりいただけたと思います。
それでも、断トツ最下位予想すらあった今季のドラゴンズを、ここまで勝率5割で何とか踏みとどまらせている辺り、立浪氏の監督としての手腕はなかなかのものがあると言えるのではないでしょうか。
勝てば官軍。
立浪監督には是非とも結果を残してもらって黒い噂も吹き飛ばし、ミスタードラゴンズの意地を見せてほしいところです。