すさまじい人気で入手困難になっている「クルミっ子」。お店は平日でも大行列で売り切れが続出、かなりの激レア商品となっているようです。
しかし、そんな「クルミっ子」の存在自体をそもそも知らない…という方も多数。また、その入手困難さからネット上では
- どこで買えるの?
- 通販以外に買えるところはないの?
といった疑問も挙がっている様子。
この記事では、話題の「クルミっ子」とは一体何なのかという基本的な部分から、通販で売り切れでも入手できるかもしれないお店等についてまとめていこうと思います。
もくじ
「クルミっ子」に対する世間の声
既に多くのファンがいるようでたくさんのつぶやきが見られますね。ただやはりなかなか手に入らないようで、嘆きの声も多く聞かれます。
クルミっ子とは
それではまず、クルミっ子とは何なのかについて解説していきます。
クルミっ子は鎌倉紅谷のお菓子
クルミっ子は、1954年創業の“鎌倉紅谷(かまくらべにや)”が販売しているお菓子です。
自家製キャラメルにクルミをぎっしり詰め込み、バターの生地で挟み込んだ、紅谷さんの定番にして超人気商品↓
その誕生は35年以上前とのことで、長く愛され続けたお菓子がここに来て大ブレイクを果たしたといった感じです。
職人の技による究極の「手作り」
クルミっ子が大人気となったのはもちろん美味しいからなのですが、その美味しさの秘密は誰にも真似できない製法にあります。
工程のほとんどで機械を使わず、生地作りもキャラメル作りもすべて手作業。
生地は厚さにこだわり、上の生地は2~3mm、下の生地は5~6mmと、上下共にミリ単位で調整。
そしてこのお菓子のキモとなる自家製キャラメルに至っては、その日の気温、湿度によって砂糖の焦がし具合を見極めて調整するという、マニュアル化や機械化が絶対不可能なレベルで力を入れています。
その調整は、長年経験を積んだ職人による”感覚”がすべて。
まさに「究極の手作り」と言えるこだわりが、クルミっ子の魅力を生み出しているのです。
ルーツはスイスの伝統菓子
そんなクルミっ子のルーツは、スイスの伝統菓子である「エンガディナー」というお菓子です。
エンガディナーは、キャラメル味のヌガー(砂糖や水飴を煮詰め、そこにメレンゲやゼラチンなどを加えて固めたソフトキャンディーの一種)にたっぷりのクルミを絡め、それをクッキー生地で包み込んで焼き上げたお菓子。
↑エンガディナー。やっぱり見た目もクルミっ子と似ていますね。
このエンガディナーの美味しさにヒントを得て、クルミっ子は誕生しました。
どこで買える?
そんな美味しさ抜群のクルミっ子。
誰しも一度は食べてみたくなりますがどこで購入できるのでしょうか。
店頭、通販は売り切れ続出!
もちろん製造元である鎌倉紅谷さんの店舗、および公式オンラインショップで購入が可能です。
鎌倉紅谷・店舗情報
https://beniya-ajisai.co.jp/shop/
鎌倉紅谷・公式オンラインショップ
https://www.kamakurabeniya.com/
ところが冒頭でご紹介した通り、クルミっ子は大人気すぎて売り切れ店が続出!
オンラインショップでも早々に「入荷待ち」となってしまい、なかなか手に入らない方もたくさんいらっしゃるようです。でも考えてみたら、前述したような製法でこだわりを持って作っているわけですから、大量生産なんてできなくて当たり前です。
では、クルミっ子の入手は諦めるしかないのでしょうか…
実はこんなところにあった!
クルミっ子がなかなか入手できなくても諦めてはいけません。意外にも、直営店ではないところでひっそりと売られていたりするんです。
高級スーパーで発見
クルミっ子が発見された意外なお店一箇所目は、東京都豊島区にあるショッピングモール・アトレヴィ大塚内のスーパー『デリド』。
レジ近くにあるお菓子の棚に横浜ハーバーとか聘珍樓の月餅といった他のお菓子といっしょにクルミっ子が普通に売られていたというのです↓
直営店でしか買えないと思っていた方にはけっこう驚きの事実ではないでしょうか。
「人気のお菓子が他のお菓子に紛れて売っているわけない」という思い込みが、こうした盲点を生んでいる?
デパートの銘菓コーナにも
意外なお店の二箇所目は、池袋西武の地下にある日本全国の銘菓を集めたコーナー。
こちらもたくさんの他のお菓子と一緒に並んでいるので気付かれにくいようです。このように、意外な形でクルミっ子が紛れ込んでいるパターンは思いの外多いようで…
以外にも地方のデパ地下などでゲットできることもあるようですね。
実は日本全国に取り扱いが?
ご紹介したのは関東の店舗だけですが、実はクルミっ子は日本全国で取り扱いがあるそう。
「〇〇県の取り扱い店を教えてほしい」と鎌倉紅谷さんのフリーダイヤルで問い合わせると、販売店を教えていただけるとのこと。
大人気のお菓子だけに、ついつい関東圏や直営店でしか取り扱いがないと思い込んでしまいますが、地方でもクルミっ子を楽しむことはできそうですね。
オンラインショップでの通販も早い時間に売り切れてしまうことが多いので、この「意外な販売スポット」を狙うのはとても有効な手段かもしれません。
クルミっ子は通販意外でも買える!他の商品に紛れているパターンに期待
大人気で入手困難となっているお菓子「クルミっ子」に迫ってきました。
クルミっ子はスイスの伝統菓子「エンガディナー」をヒントに作られた、鎌倉紅谷さんが販売しているお菓子で、職人の手による究極のこだわり商品であることがお分かりいただけたと思います。
また、入手についても意外なところで販売されていることがあり、高級スーパーのレジ横や、地下街の銘菓コーナーなどで購入できるかも。
日本全国で取り扱いがあり、もしかしたら都会より地方のほうが簡単に手に入ったりして…
いずれにしても、クルミっ子は直営店や通販でしか買えない!ということはないようです。皆さんも街ブラの最中に、大人気お菓子とバッタリ出会うことがあるかもしれませんね。