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日本相撲協会が27日、両国国技館で行われた定例の理事会において、元横綱・稀勢の里の荒磯親方が田子ノ浦部屋から独立し、「荒磯部屋」を新設することを承認しました。
報道では弟子として力士4人も荒磯部屋に転属することになるそうです。
この記事では
- 荒磯部屋に転属する4人の弟子とは誰?
- 荒磯親方は結婚してないけど部屋の「おかみさん」はどうなる?
- 高安関との関係は?
などの疑問を解決していこうと思います。
もくじ
4人の弟子とは誰?
荒磯部屋には田子ノ浦部屋から4人の弟子が転属することになったようです。
その4人をご紹介していこうと思います。
足立 和也(あだち かずや)
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最高位 三段目74
本名 足立 和也
生年月日 昭和60年7月15日(35歳)
出身地 神奈川県茅ヶ崎市
身長・体重 183センチ 169.5キロ
生涯戦績 347勝 431敗 6休
西原 貴翔(にしはら たかと)
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最高位 序ノ口16
本名 西原 貴翔
生年月日 平成14年10月24日(18歳)
出身地 兵庫県尼崎市
身長・体重 178センチ 122キロ
生涯戦績 4勝3敗
谷口 優冴(たにぐち ゆうさ)
![](https://bloghanashinotane.com/wp-content/uploads/2021/05/profile-taniguchi-2.jpg)
最高位 序ノ口17
本名 谷口 優冴
生年月日 平成17年8月3日(15歳)
出身地 兵庫県宝塚市
身長・体重 167センチ 127キロ
生涯戦績 3勝4敗
加藤 羚斗(かとう れいと)
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最高位 序ノ口17
本名 加藤 羚斗
生年月日 平成17年10月5日(15歳)
出身地 京都府京都北区
身長・体重 172センチ 95キロ
生涯戦績 1勝6敗
ほとんどがまだまだこれからの若手!!
4人の弟子のうち3人がまだ10代と、とにかく若い面々です。
荒磯親方の指導力が問われそうですね。
結婚していないけど・・・
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荒磯親方の現役時代の女性関係について、相撲協会関係者はこう語っています。
「恋愛や結婚は集中を乱すものと考えている。だから、本人は横綱として土俵に上がり続ける限り、結婚もしないし、彼女もいらんと言っています」
う~ん、たしかにそういう面もあるでしょう。ですが現役を退いた今なら話は違うはずです。
親方が「結婚していない」というということはその部屋に「おかみさんがいない」ことになりますが問題ないのでしょうか?
「たまたま」なるもの
相撲部屋のおかみさんはそもそも自分で「おかみさんになろう」と思っていたわけではありません。
「たしかにお相撲さんと結婚はしたけれど、まさか夫が相撲部屋の師匠になり自分がおかみさんになるとは思ってもみなかった」というパターンがほとんどなのです。
ですから相撲部屋の「おかみさん」は相撲協会の会員でも何でもありません。
部屋に1人はいないといけないというルールもないのです。
それでもやはり必要な存在
そうは言っても、様々な苦労があるであろう相撲部屋の経営。
親方の精神的な支えや裏方の仕事などを担うするおかみさんの存在は非常に大事になってくるはずです。
まして若い弟子が多い部屋ならば、メンタル的な部分のケアをするために「お母さん的存在」は必要不可欠と言っていいかもしれません。
荒磯親方は現役時代の人気っぷりからしても絶対にモテるはずなので、早いところいい奥様を掴まえて、後進の育成に集中できる環境を整えてほしいところです。
気になる高安との絆
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相撲ファンの間では有名な話ですが、荒磯親方と高安関は大の仲良しとして知られています。
同じ田子ノ浦部屋で汗を流した兄弟弟子、しかも出身が同じ茨城県同士という偶然もあり、これで仲が良くならないわけがありません。
Twitter上でも独立を決めた荒磯親方を祝福するコメントに加え、
と高安関を案ずる声も・・・
しかしこれはもうお互いが納得の上での別れでしょう。
お互い常に高みを目指してやってきたからこその今があるのです。
そして高安関も、荒磯親方という「兄貴」がいなくなっても十分にやっていける立派な力士になりました。
また早く日本人横綱誕生の瞬間を見たい!高安はその期待に応える資格を持った力士だと思います!
まとめ
荒磯親方の独立について解説してきました。
ご存知の方も多いと思いますが、荒磯親方は現役引退後、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科、修士課程を修了しています。
そこで「新しい相撲部屋経営の在り方」とのテーマで作成した修士論文は、最優秀論文として表彰されているのです。
力士としての実績だけでなく、理論的な部分でも自身を磨き続けた荒磯親方。
そんな彼の相撲部屋経営が、旧態依然とした相撲界を明るく変えてくれることに期待したいところですね。