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NewPost 2021年発行

日ハム吉村浩GMは無能?中田問題で辞めろの声も栗山監督からの信頼は絶大!経歴についても

日本ハムファイターズの吉村浩GMが無能だ!とネットで話題になっています。

2021年8月の中田選手の巨人移籍問題でさらに吉村浩GMへの批判が高まり、

  • 吉村GMは仕事してますか?
  • 吉村浩GMって無能だ…
  • 吉村浩GMはなぜ会見やらないの?

など、吉村浩GMへの批判の声はたくさん上がっています。

当の中田選手本人は早くも巨人でプレーを再開し新たなスタートを切ったものの、古巣・日本ハムファイターズからはこれといった説明や釈明がなされないまま・・・

そこで今回は、吉村浩GMに対する「無能だ!」というネットの声をまとめて紹介していきます。

また彼は本当に無能なのか?その仕事ぶりについても掘り下げていこうと思います。

吉村浩GMに対する世間の声

吉村浩GMに対してTwitter上では

といった声が上がっており、とにかく表に出ず何の釈明もしていないことに対して随分と不満が溜まっているようです。

吉村浩GMは無能?その仕事ぶりは

批判の的となっている吉村GMですがその仕事ぶりはどうなのでしょうか。

中田翔が涙の謝罪

今回の一件ではさすがの中田翔選手も反省したのか、進退についての話し合いの場で吉村GMの前で涙を流して謝罪したとのことです。

あのヤンチャで荒くれ者のイメージが強い中田選手すらも泣いて謝るほどの存在となると、球団内での重要性は非常に大きなものがあると推察されますね。

無名の陽岱鋼を見出す

吉村氏がGM補佐として日本ハムのフロントに入ったのは2005年。

その年のドラフトで当時は指名候補リストの端っこに載っている程度の選手だった陽岱鋼(当時は陽仲寿《よう・ちょんそ》という名前でした)を1位指名クラスの選手だと進言。

そして本当に陽選手を1巡目で指名しサプライズを起こしました。

そしてその後の陽岱鋼選手の活躍はご存知の通り。これで吉村GMの選手を見る目は一躍注目されることになりました。

ベースボール・オペレーション・システム(BOS)の確立

吉村GMは所属選手を独自の情報システムで管理しています。

それこそがベースボール・オペレーション・システム(BOS)であり、これは

所属選手をセイバーメトリクスを元に成績・年俸・年齢によって主力、控え、育成、在庫の4種類に分類し、現場とフロントがチーム編成に関して客観的な数値に基づく共通の理解のもと、若手を適正かつ監督・コーチ変更の度に指導方針が変わってしまわないよう次のコーチに引き継がせる、ベテランを適宜放出することで、年俸総額を抑えながらチーム力を維持、登録選手全員を戦力として活用する事を目標としたものである

とされています。

こうしたシステマチックな選手管理は日本では非常に斬新なものであり、後に千葉ロッテマリーンズ、福岡ソフトバンクホークス、読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズにも採用されています。

球界に新しい風を吹き込んでしまうほど、独自の理論や感性をしっかりと持っている人物と言えます。

無能と断ずるのには無理がある

現在のファイターズの成績や今回の暴行事件の発覚など、一時的に流れが悪いことは間違いないですが、上記のような存在感や実績を考えると、吉村GMを無能と判断するのは少々無理があります。

後述しますが、むしろ有能で前衛的すぎる部分が、ファンや関係者の不安を煽っている側面があるかもしれません。

栗山監督からの信頼も絶大!

栗山監督は吉村GMに対して絶大な信頼を寄せているようです。

「ファイターズにはチーム統括本部長兼GMの吉村浩という人間がおりまして、彼は僕が監督になる前から選手の採用に関わってきました。僕は彼のことを『野球界でこんなに頭が良い人はいない』と思っています」

「こんなに頭の良い人に出会ったのは人生で初めて。バサッ、バサッと早く、正しいことを決断する。野球のことも含めて相談すれば確実に答えがある」

「ほとんどのことを言い当てている。すごいよ、ヨシは。愛情と決断力。そこに裏付けされた根拠がある。どんなに努力したって、ヨシみたいな仕事はできない。普通は一緒に仕事をすると嫌な部分が見える。それがなく、さらにすごくなっている。ヨシは天才だよ」

栗山監督は吉村GMにゾッコンのようです。

その強権ぶりを危惧する声も

今回、中田翔選手は問題行動があったので放出という決断も致し方ないところですが、長きに渡ってチームに貢献してきた選手をあっさり切るのもまたファイターズの特徴です。

そしてそこには吉村GMの強権ぶりがあるとされます。

選手の育成や起用・放出などは普通、チームの監督やコーチなどの意見が大いに反映されるはずです。

ところがファイターズの場合、BOS導入などで大きな力を持った吉村GMをはじめフロントの権限が強すぎて、監督の裁量が極端に少ないという状況に陥っているというのです。

これがチームの不振や不協和音、ひいてはファンの不満足へと繋がっているという側面もあります。

吉村浩GMの経歴

最後に吉村浩GMの経歴もご紹介ておきます。

吉村浩(よしむら・ひろし)1964年(昭39)6月16日、山口県生まれ。

  • 山口高-早大と進み、卒業後はスポーツ紙記者。
  • 退社後は米大リーグを視察するため渡米。
  • 92年からNPBパ・リーグ事務局に在籍。
  • 99年から3年間は、米デトロイト・タイガースでGM補佐などを務めた。
  • 02年から阪神・総務部に3年間在籍し、05年に日本ハムGM補佐に就任した。
  • 15年から3代目となるGMに就任。チーム統轄本部長と取締役も兼務。

吉村浩GMは無能ではない!・・・けれど今のチームに必要な存在かどうかは?

日本ハムファイターズ・吉村浩GMについて解説してきました。

その存在感や実績から読み取ると、無能どころかかなり有能な人物であることがお分かりいただけたと思います。

ただ、それとチームへの必要性は別問題。

同じ人物がいつまでも絶対的権力者の位置に座ることはデメリットも大きいでしょう。吉村GMが退任することが正解とは言いませんが、ファイターズが生まれ変わるべきときであることは間違いなさそうです。