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2021年発行

新庄監督は客寄せパンダ?采配に不安、早くも無能の声!稲葉氏、吉村GMの影はどこまで…

日本ハムの来季監督として、球団OBの新庄剛志氏(49)の就任が現実味を帯びてきたとの報道がされました。

そして監督最有力候補だった稲葉篤紀氏(49)は、GMとして現場をサポートする立場でフロント入りする方向で調整が進んでいるといいます。

この仰天人事に対しては、スター性のある新庄氏の監督就任を歓迎する一方で否定的な声が挙がっているのも事実です。

ネット上では

  • 新庄なんて客寄せパンダだろ
  • まともな采配できなさそう…
  • どうせ稲葉や吉村の言いなりになるんでしょ

などの見方がされています。

この記事では、新庄監督が客寄せパンダと言われる背景や采配に対する不安の理由などについて迫っていこうと思います。

新庄監督は客寄せパンダだというTwitter上の声

https://twitter.com/8yi6f9skuiNwyt8/status/1452465699033477120

監督としての期待値よりも、集客力に関する声が大きいことが分かります。

そして新庄氏の監督起用は日本ハムの戦略的な部分であるという意見も…

新庄監督が客寄せパンダだという意見の背景

それではなぜ新庄監督は客寄せパンダだと言われてしまうのか、そこには日本ハムファンがかねてより抱えるフロントへの不信感があります。

フロントが力を持ちすぎた

日本ハムの現GMである吉村浩氏は、球団内でかなりの権力を持っているとされます。

その影響力はもはや戦力補強やマネジメントのみならず、試合中の選手起用や作戦にすら及んでいるとの声もあります。

今回の人事で吉村氏はGMの座を降り、チーム統括本部長に専念するとの発表がされていますが、影で力を持つであろうことは容易に想像がつきます。

そうなると、結局のところチームをどうしていくのかの方針は吉村氏を始めとしたフロント陣が握る構図は変わらず、新庄氏の起用はただのパフォーマンスではないかと推測されるのです。

週刊誌にもこんな記事が出るほど↓

まるで新庄氏が「知将名将」ではないと断言しているようです…。ひどい…。

新庄氏の経歴を振り返ると…

新庄氏が日本野球界に名を残す人気選手であったことは間違いないですか、いざ監督業となると、指導者経験が全くないという事実も客寄せパンダ感へと繋がる要素と言えます。

新庄氏が引退したのは2006年。

そこから10年以上、日本野球界とは無縁の生活を送っていました。

ざっと引退後の経歴を振り返ると…

  • タレント転身
  • マネジメントやコスメ・アパレル企画・販売などの会社設立
  • モトクロス競技挑戦
  • バリ島移住
  • 絵画制作
  • 馬主になる
  • 現役復帰に挑戦

2019年の現役復帰挑戦以外はほとんど野球とは関連のないことを続けています。

新庄氏らしいと言えばらしいですが、野球と真摯に向き合ってきたとは言い難い経歴です。

そんな彼に何を期待して監督として起用するのか…

「期待できるのは集客力だけだよね」となるのも納得です。

逆に言えば“客さえ入れば成績は二の次でいい”と球団フロントが考えていると、ファンは捉えてしまうかもしれません。

新庄氏の言動にも問題アリ?

新庄氏の監督としての手腕には期待できず、客寄せパンダとしてしか機能しないと思わせてしまうのは彼本人の言動にも原因があります。

自由な発言①「早く試合を終わらせたかった」

新庄氏は現役時代、飛球に対し故意にスタートを遅らせて刺殺しなかった経験があります。

その動機について新庄氏は

「延長戦に入っていた試合後にコンパへの参加を予定していたので、早く試合を終わらせたかったから」

という趣旨で説明。

随分と問題視されました。

自由な発言②「センスがないから引退する」

1995年オフの11月19日、契約更改交渉後会見にて「野球に対するセンスがないって見切った」と突然の現役引退宣言を行っています。

これは当時在籍していた阪神タイガース内での人間関係のトラブルから起こった事態で、結果的に引退することもありませんでした。

しかしながらたくさんの人を“お騒がせ”させてしまったことは間違いありません。

美容整形を告白

新庄氏は引退後に顔の美容整形手術を受けたことを2017年に告白しています。

見た目の変化はもはや周知の沙汰であり、まだまだ美容整形が一般的でない日本ではそうした行動を取る人に対して全幅の信頼を置けないという方も多いことでしょう。

↑もはや「誰?」状態の新庄氏

何よりも「感覚の人」である

これは新庄氏のスター性の根源でもありますが、理論や知識に基づいて行動する人間ではなく、「感覚やセンス」で動くタイプだと言えます。

もちろんそれが数多くのパフォーマンスや演出に繋がり、人気が低迷していた日本ハムおよびパ・リーグを救ったことは紛れもない事実。

近代パ・リーグ最大の功労者と言っても過言でない人物ですが、そういう人ほど指導者には向かないというのは往々にしてあるパターンです。

新庄氏の自由すぎる言動が要らぬ心配を招き、早くも「監督としては無能では?」という声に繋がってしまっている可能性は十分です。

稲葉氏、吉村氏の影響はどこまで…

監督最有力候補だった稲葉篤紀氏、そして何だかんだ権力を握り続けそうな吉村浩氏。

彼らは「新庄ファイターズ」にどこまでの影響力を持つのでしょうか。

ファンからはその影響力の大きさを危惧する声多数

せっかく新庄氏が日本ハムの監督になっても、その“らしさ“を発揮させてもらえないのではないかという声は多く…

GMをはじめとするフロントの力が強大だというのはもう当たり前の事態という認識のようです。

栗山監督も「操り人形」だった?

日本ハムのチーム編成は、すでに勇退が決まった栗山氏時代から監督の意見などがないがしろにされていたという噂があります。

これらが事実であるならば、新庄氏も同じように扱われ、単に人気取りのための「客寄せパンダ」にされてしまうことも考えられることではあります。

新庄監督は客寄せパンダ?稲葉氏、吉村GMの影響力は不明だが…

新庄監督が客寄せパンダであると言われてしまう背景について迫ってきました。

もちろん指導者として素晴らしい才能を持っている可能性もありますし、最終的には「やってみなければ分からない」ということに尽きると思います。

そして何より“客を呼べる”というのは一つの素晴らしい才能です。

そこに日本ハムが経営戦略的に着目したとしても何らおかしいことではありません。

稲葉氏や吉村氏が権力を振りかざすようなことがあっても、「新庄なら何か面白いことをやってくれるのでは…」という期待が持てるのは、とても魅力的なことではないでしょうか。