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2023年発行

箱根駅伝、青学なぜ負けた?惨敗の原因は原晋監督のテレビ出過ぎか…選手の管理に影響?

箱根駅伝ではここ8大会で6度の優勝を誇り、圧倒的な選手層をもつ青山学院大学がまさかの完敗を喫しました。

連覇を狙った大会でしたが、往路で早くも首位駒大に2分3秒差をつけられ3位。その後はも一時は8位まで後退するなど、全く”らしさ”を発揮できないまま。

9区・岸本が5人抜きなど意地を見せ最終的には3位フィニッシュも、優勝した駒沢大からは7分以上の大差負け。大会前の期待値からすれば惨敗と言っていいでしょう。

さすがにこの惨状にはネット上でも…

  • どうしたんだ、青学?
  • 全然ダメじゃん…何で?
  • ここまで酷いと何か原因あるだろ

など、惨敗の原因を気にする声が挙がっています。

この記事では、青山学院大学が今大会で全く強さを発揮できないまま終わった原因について迫っていきたいと思います。

青学惨敗に関する世間の声

青学はやはり箱根駅伝の「華」と言える存在ですから、他校のファンも強い青学を倒してこそ!という思いもあるのでしょう。

青学惨敗の原因は原晋監督のテレビ出過ぎ?

青学惨敗の原因としてまことしやかに囁かれているのが「原晋監督のテレビ出過ぎ問題」です。

原監督のここ最近のテレビ出演履歴

原監督のテレビ出演機会は、ちょっと調べるだけでこれだけ出てきます↓

いや、テレビに出ることは何も悪いことではありません。

箱根駅伝が近づけは当然取材は殺到するでしょうし、原監督ほどの知名度ともなればテレビ出演オファーが多数あるのも頷けます。

しかし…

「原晋のお好み焼き駅伝」って何やねん…

出演する番組の番組名が駅伝に関連したものになるのは分かりますが、それは本番の駅伝で結果を残してこそです。

結果が出せないのに駅伝を茶化すようなテレビに出演していては、それは批判されても致し方ありません。

Twitter上にも溢れる原監督のテレビ出演を憂う声

原監督のテレビ出演に関してはTwitter上でも本当に多くの批判の声が挙がっています。

https://twitter.com/Hano_i_No_10/status/1610080775441113088

今回の青学惨敗で、これらの声がさらに大きなものになることは間違いないでしょう。

テレビ出演で選手の管理がおろそかに?

どんなスポーツでもそうですが、選手のコンディション管理も監督の大事な仕事。その辺り、テレビ出演に多くの時間を費やしていた原監督はどうだったのでしょうか。

超シビアな箱根駅伝出場選手の体調管理

数ある競技会の中でも箱根駅伝は真冬に行われることから、選手の体調管理は非常にシビアになってきます。合宿所には家族すらも立ち入りさせないほどの徹底ぶり。

https://twitter.com/rockin_yori/status/568607728278466561

さらに昨今はコロナ禍が続く中、選手達も自身の体調管理には細心の注意を払っていたはずです。

しかし…

5区予定の若林が…

青学惨敗の原因としては、もちろん5区予定だった若林宏樹(2年)が体調不良により急きょ欠場したことも大きかったでしょう。

代わりに5区を走った脇田幸太朗(4年)が代打を告げられたのは開幕前日の1月1日朝。さすがにこれでレベルの高い走りを見せろというのは酷な話。

青学、そして原監督にとって大きな誤算があったのは事実です。

もっとコンディション調整に割ける時間はなかったか?

もちろん選手の体調は個々の自己管理が最も大きなウェイトを占めます。

しかし、原監督はテレビ出演している時間にもっと選手達のコンディションに目を向けることができていたら…という思いは拭えません。

また、今回のような体調不良など万が一に備えての事前準備も、他の方法を練ることができていたかもしれません。

監督が「勝つんだ!」という気持ち

奇しくも箱根駅伝のテレビ中継の終盤、解説の方がこんな発言をしていました。

「箱根を勝ち切るには、監督が絶対に勝つんだ!という気持ちを持つことが一番大事」

選手達は懸命に、そして純粋にこの舞台のために努力を重ねているでしょう。体調不良やコンディション不良があっても、誰も責めることはできません。

ならばそうした選手のトラブルの可能性を限りなくゼロにする努力をするべきは誰なのか…それがチームスタッフであり、その長である監督のはずです。

原監督に「絶対に勝つんだ!」という気持ちが本当にあったなら、その行動は変わっていたのではないかと思えてなりません。

青学惨敗の原因がすべて原監督にあるとは思いませんが、バラエティ番組出演したりコメンテーターとして政治に物申したり、およそ駅伝とは関係ないことをしていた「責任者」に、非難の声が集まるのは仕方ないことだと言えます。

↑我々は「強い青学」が見たい!

箱根駅伝、青学惨敗の原因は原監督の行動にアリ!

箱根駅伝で絶対王者・青学が惨敗に終わった原因は原監督のテレビ出過ぎにあるとして進めてきました。

原監督のテレビ出演が必要以上に多いのは間違いなく、その結果選手のコンディション調整や体調管理などがおろそかになった部分があると言われても仕方ありません。

そして実際に体調不良の選手が出たことによる誤算で青学は期待を裏切る結果に…

厳しいですがスポーツは結果がすべて。結果が悪ければ、監督は何を言われても文句は言えません。

原監督には改めて駅伝と向き合う時間をどうか増やしてもらい、強い青学をまた駅伝ファンに見せつけてほしいところです。