見たい、聞きたい、話したい…
ここにはそれがある。
あした使えるはなしのたね
2021年発行

石森大誠、ドラフトの行方・・・球速や身長、高校は?独立リーグから初の1位指名なるか

今年のドラフト会議まであと3ヶ月を切りましたが、1位での指名も噂されているのが、独立リーグ「火の国サラマンダーズ」に所属する石森大誠投手。

ソフトバンクや西武などで活躍し、現在はサラマンダーズの監督を務める細川亨氏も

今の力でもNPBで通用しますし、即戦力になる

その実力に太鼓判を押しています。

この記事ではそんな石森投手の

  • ドラフトの行方
  • 球速や身長、出身校などプロフィールと経歴

について迫っていきたいと思います。

プロフィール

石森大誠(いしもりたいせい)

出身地 石川県宝達志水町(“ほうだつしみずちょう”と読むそうです)

生年月日 1997年12月3日(24歳)

身長 178cm

体重 78kg

血液型 O型

ポジション 投手 左投左打

出身高校は県内の名門

石森投手は地元石川県の名門・遊学館高校の出身です。
当時は外野手兼投手としてプレー、3年生夏の甲子園に背番号10を背負って出場しました。3回戦の東海大相模戦でマウンドにも上がっています。

しかしその背番号が示す通り、遊学館時代はエースではありませんでした。

大学進学、プロ志望届けを提出するも・・・

高校卒業後は東北公益文科大へ進学。

高い身体能力を活かして1年生の秋から2年生の秋までは正外野手を務め、「プチ二刀流」として話題になりました。

3年生の春に先発投手の座をつかみ、4年生時には主将としてチームを率いた石森投手は、春季リーグで4勝を挙げ優秀選手賞を受賞します。

その勢いに乗ってプロ志望届けを提出しましたが、残念ながら指名漏れ。

それでも自身の可能性を捨てきれない石森投手は、当時社会人野球チームであった熊本ゴールデンラークスに入します。

独立リーグから初の1位指名へ

九州独立リーグの発足に伴い、ゴールデンラークスは改組され現在の火の国サラマンダーズへと生まれ変わります。

そのまま主力選手として在籍することになった石森投手は今季、クローザーとして大活躍。ついにドラフト1位指名まで噂されるピッチャーになりました。

もし石森投手がドラフトで1位指名されれば、独立リーグからは初の1位指名ということになります。(これまでの最高順位は2013年中日2位指名の又吉克樹投手)

球速はMAX○○km!!

石森投手の持ち味は何といっても勢いのあるストレート。その球速はMAX155km!!

これには本人も相当自信があるようで

「変化球も自信はありますが、ストレートを1球も当てさせないピッチャーになりたい」

と語っています。

投球動画

キャッチャー視点なのでその球の威力が伝わります。ミットを弾き飛ばしそうな勢いの直球です。

縦に割れるスライダーと、バッターの手元でホップするような伸びのあるストレート。これは・・・打てん!

左の速球派は貴重

サウスポーでこれだけの球速が出せる投手というのは珍しいです。

絶対数の違いで左投手の方が少ないため、どうしても球の速いピッチャーは右投手が多くなります。

「サウスポーで球が速い」―――これだけで大きなセールスポイントとなります。

ドラフトの行方は

現時点で1位および上位での指名を名言している球団は見つかりませんでした。しかし本人は1位指名される気マンマンの様子・・・

新聞紙上でドラ1必ず宣言

https://twitter.com/lariatt1988/status/1402601234545053696

それだけ自分の投球に自信があるということの表れです。口ぶりにもこれぐらい勢いがあるほうがプロの厳しい世界でのし上がる可能性が高いのではないでしょうか。

今年のドラフトは混戦模様

あと3ヶ月に迫った今年のドラフト会議ですが、今のところ重複1位指名が確実視されているような超大物はいません。

その代わり、高校生、大学生に有望な逸材が数多くいるという状況です。

どの球団も、即戦力投手はいつだって欲しているはずです。コロナ禍が未だ収束の目処が立たない中、若手の育成に関しても計画が立てづらい状況のチームも多いことが予想されます。

そうなると、すでに実績と実力十分の即戦力投手を上位で指名する球団が多くあっても不思議はありません。

石森投手が独立リーグから初のドラフト1位指名という、歴史に名を残す選手になれるかどうか。注目したいところです。

九州独立リーグは注目度が高い

九州独立リーグには来季、あのホリエモンが手がける新球団も参戦することが発表されており、その注目度は急上昇しています。

ここに石森投手のドラフト1位指名という話題も加われば、独立リーグからでも十分にNPBを目指せることの証明になりさらに盛り上がっていくことでしょう。

まとめ

注目のドラフト候補・石森大誠投手について掘り下げてきました。

石森投手は

  • MAX155kmの本格派左腕
  • ドラフト1位指名されれば独立リーグからは初の快挙
  • 状況的に上位指名の可能性は非常に高い

といったことがお分かりいただけたと思います。

彼の活躍やステップアップは、日本球界全体にとっても大きな意味を持つことになりそうです。