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NewPost 2021年発行

ドドンパ骨折!富士急に非はなし?事故原因は乗客の乗り方か?Gの影響についても

富士急ハイランドのジェットコースター「ド・ドドンパ」でケガ人が相次いでいます。

「ド・ドドンパ」では、去年12月から今月2日までに、乗客の男女あわせて4人が首を圧迫骨折するなど大けがをしていて、新たにに8人からもケガの申し出があったということです。

一見すると大問題と思われる一連の報道。ところがこの騒動に対してネット上では

  • ちゃんと注意喚起のアナウンス聞いた?
  • 今まで何人乗ったと思ってる?
  • 売名行為か賠償金目当てか!

などの声が飛んでいるという事実があります。

この記事ではドドンパ骨折事件で乗客側の落ち度を指摘する世間の声をご紹介しつつ、乗車時の姿勢ひとつでケガの危険性があるという点、また「G」の影響についても掘り下げていこうと思います。

ドドンパ骨折事件・乗客側の落ち度を指摘する声

ドドンパ骨折事件で乗客側の乗り方そのものに問題があったのではないかという声がTwitter上でも多くあがっています。

乗り方について富士急側から指導があるにもかかわらず、それを守らなかったからケガをしたのではないかという指摘が多数です。

事故原因は乗客の乗り方?

では本当に事故およびケガの原因は乗客側の乗り方なのでしょうか。

発車前に流れるアナウンス

「ド・ドドンパ」の発車前には以下のようなアナウンスが流されます。

乗車中は、頭を枕につけ、正面を向き、安全ハーネスにしっかりとおつかまりください。」

ウィキペディアより

詳しいスペックは省きますが1.56秒で時速180kmまで加速するような絶叫マシンですから、当然のことながら注意喚起のアナウンスは徹底されているはずです。

待ち時間にも説明ムービーあり?

人気アトラクションである「ド・ドドンパ」は待ち時間の間にも乗り方に関する説明のムービーが流されているそうです。

ツイートにもある通り、しつこく流されているのであれば富士急側の対策が不十分だとは言い切れない気がします。

実際のアナウンス動画

「ド・ドドンパ」の実際の発車前アナウンス動画です。

先述した乗り方に関するムービーが流されていたであろうプロジェクターも映っています。

ケガをした人はこれらの注意喚起を守っていたのか?

ケガをした人たちは大変お気の毒ですが、全員がこのアナウンスをちゃんと守っていたかどうかは疑問が残ります。

特に絶叫マシンに乗り慣れていない人や誰かに無理やり乗せられた人など、その恐怖から頭を下げ、うつむき加減で乗車していた可能性も十分にあります。

首に負荷がかかりやすい姿勢で乗車し、そこに加速や急カーブによる「G」がかかってこれば当然ケガのリスクというものは発生してくるでしょう。

「G」による影響

ジェットコースターや飛行機、F1マシンなど、高速で動く乗り物にはよく「Gがかかる」と言われます。

「G」とは加速度の呼び方

「G」とは加速度の呼び方のことで“1秒間にどれだけ速度が増すか”という数値になります。

私たちが普段感じているGは「1G」。これは地球の重力に引っ張られている力(加速度)が1Gということです。

当然ながらこの「G」が大きければ大きいほど、人体への影響も比例して大きくなります。

「ド・ドドンパ」のGは3.75!

「ド・ドドンパ」がウリにしているスタート時の加速は3.75Gに達するとされています。

これはつまり普段我々が感じているGの3.75倍の力で後ろへ押し付けられるということです。

今回の事件で証言をしてくれた女性の体重が仮に45kgだとすると、スタート時にはその3.75倍、およそ170kg程度の力でシート側へ押し付けられたことになります。

しっかりとヘッドセットに頭を置いていなければ、首にものすごい負荷がかかり、骨折という大ケガに発展してしまう危険性は十分にあったと言えるでしょう。

売名行為や賠償金目当て?の声

今回、実際に骨折をしたということで証言をしてくれた女性はどうやら歌手活動をされている方のようですね。

しかも実際に「ド・ドドンパ」に乗ったのは7月7日で骨折が判明したのは8月23日。

こうした背景があったことで、この証言が売名行為や賠償金目当てではないかとの憶測が飛んでしまいました。

何とも言えないところではありますが、まずはお大事にしてケガが早く回復してくれることを祈ります。

ドドンパ骨折事件の原因はアナウンスを無視した乗客側の問題?

ドドンパ骨折事件について掘り下げてきました。

ケガの原因に関してはもちろん絶叫マシンという性質上、富士急側の設計や対策不足であった点もあるかもしれませんが、乗客側も富士急からの注意喚起アナウンスを無視した可能性があり、責任の所在については断定することが難しいかもしれません。

いずれにせよこの手のマシンは「好きな人」「乗り慣れた人」だけが乗車するべきで、興味本位や罰ゲームなどの理由で乗るとケガの危険性があるということだけは理解しておく必要がありそうです。