2021年大晦日に開催されたRIZIN・シバター✕久保優太戦での八百長疑惑が世間を騒がせています。
シバターが持ちかけた八百長に久保選手が同意。しかし事前の打合せと違う展開でシバターが勝利を収めたことで、久保選手の関係者が激怒。
証拠となるLINEのやり取りが流出した上に、台本に関する会話も録音していたと話したのに対し、シバター側は「騙される方が悪い」と応酬。
事態は泥沼化の様相を呈しています。
この状況についてネット上では
- RIZIN大丈夫かよ
- 今後開催できるの…?
- RIZINはバックがヤバいだろ
などの声が上がっています。
この記事では、八百長疑惑に揺れるRIZINは今後開催できるのか?バックに潜んでいるとされる団体とは?といった部分に迫っていこうと思います。
もくじ
RIZIN八百長に対する世間の声
選手個人の八百長そのものはもちろん問題ですが、RIZINとしての見解や謝罪がないことに対して批判的な声が飛び、さらには今後の開催に関する不安の声も上がっていますね。
RIZINの存続、今後の開催はどうなる?
これだけ世間を騒がせているRIZINですが、果たして今後も開催は可能なのでしょうか。
信用は失われた
格闘技の最高の魅力と言えば、やはり命を賭けた者同士の真剣勝負。
それが見たくてファンも会場に足を運び、選手たちに声援を送るのです。
今回のシバター✕久保優太戦の八百長、台本疑惑はそうしたファンの期待や声援を裏切る行為であり、RIZINで行われる他の試合も実は八百長なのではないか…という疑惑の目が向けられてしまうことになります。
RIZINというイベントそのものの信用は大きく損なわれたと言っていいでしょう。
信用がなければスポンサーが離れる
RIZIN規模のイベントともなれば、その開催には多額の資金が必要となります。
その資金をだしてくれるのはもちろんスポンサー。
スポンサーは、その大会やイベントの権威、公平性などを信用して資金を提供するのです。
今回の一件がスポンサーサイドに対して大きな不信感を与えたことは間違いないと思われます。
スポンサーが集まらなければ中止も…
RIZINが失った信用を取り戻せず、スポンサーが集まらなければ次の開催に漕ぎつけることはできません。
いくら大晦日の特大イベントと言えども、あっという間に批判やマイナス情報が広がるこの時代、広告収入よりも社会的信用を重視してスポンサー契約を打ち切る企業があっても不思議ありません。
さらにRIZINは、プロモーターである人物に黒い疑惑がつきまとっているのです。
RIZINプロモーター・榊原信行という男
RIZINのプロモーターは榊原信行という人物です。
彼はRIZINを立ち上げる以前にも、あの「PRIDE」も手掛けていた実績を持ちます。
そんな彼につきまとう疑惑とは…
暴力団との深い繋がり
あれだけ大人気を誇ったPRIDEが急に放送されなくなったことには多くの方が少々違和感を覚えたと思います。
そのPRIDE終了の発端となったのは、2006年にある週刊誌が報じた「格闘技とテレビ局と暴力団」という記事でした。
記事には暴力団関係者と榊原氏が他の格闘技イベントをプロデュースした人物に対して行った行為の一部始終が記されています。
明らかな脅迫行為
X組幹部はイスに座るなり、私に怒鳴りました。
当該週刊誌より
「PRIDEは実質ウチらがやっとるんや。表に出ると不都合があるから、榊原に任せとるだけなんや!それを何や!ウチの選手を横取りしやがって」
話し合いにも何もなりません。
(中略)
こんな場に榊原が同席しているのも、私には驚きでした。彼はふだんとは態度がガラリと変わっていて、手にした格闘技雑誌を、「なんや、これは!」と私に投げつけてきました。
要はPRIDEで囲っていた有名選手を、自身がプロデュースするイベントで起用したことに対する報復措置としてこのような行動に出たというのです。
そして「その有名選手は誰のおかげでそっちのイベントに出られたと思っているのか」と、2億円を要求されたといいます。
これは明らかな脅迫行為です。
さらにその脅迫は、選手本人の代理人にまで及んだとされます。
週刊誌の記事だけに真偽のほどは定かではないが…
これらはあくまで週刊誌の記事であり、事実だという証拠はありません。
榊原氏もこの問題についてはあるインタビューで
「記事の内容がデタラメであることは、僕自身がいちばんよくわかっていましたが、白いものを白いと証明する機会も時間も与えられませんでした。
この事実無根の記事などに惑わされない人も少数はいましたが、一度失った社会的信用を取り戻すことはなかなか簡単なことではありませんでした」
と語っています。
この記事は事実無根、暴力団との関係性は一切ないと否定をしています。
しかしPRIDEが終了したのも事実
しかしこの記事をきっかけに、やはり「信用」問題で資金繰りが悪化しPRIDEの興行権を手放した榊原氏。
そしてそのままPRIDEは事実上終了しています。
火のないところに煙は立たず…このような過去がある榊原氏が手掛けるRIZINに対し、またしても疑惑の目が向けられる条件として今回の八百長疑惑は十分と言えます。
気になるシバターの発言
八百長疑惑の張本人、シバターの発言の中にも気になるところがあります。
その発言がRIZINと暴力団との繋がりを示唆していると見ることができるからです。
シバターはYou Tubeにアップした動画の中で対戦相手の久保選手に対し
一緒にパチンコユーチューバーやろう
お前に残された道は俺の横でパチンコ打つしかない
お互い格闘技から足を洗おう
と提案。
これが不自然です。
シバターが恐れているのは?
シバターと言えば「迷惑系ユーチューバー」です。
本来であれば今回の件も「格闘技界でヒールとなってむしろ美味しい」と思っていてもおかしくないはず。
それなのに「格闘技から足を洗おう」と提案したのは、RIZIN、そして榊原氏のバックにいる暴力団を恐れての発言とも取れます。
今回の一件でRIZINの面目は丸つぶれです。今後の開催すら危ぶまれるかもしれません。
何よりもメンツを大事にする暴力団の世界、顔に泥を塗られた格好の榊原氏とそのバックが、恐ろしい報復行為に出ることは想像に難くないのです。
RIZIN八百長…今後の開催は非常に不透明。バックの存在も恐ろしや
RIZIN八百長騒動、今後の開催がどうなるのかについて掘り下げてきました。
RIZINの信用が失われたことは確実で、それはスポンサー離れを引き起こし、RIZINの存続すら危ぶまれる可能性があることがお分かりいただけたと思います。
そしてそのスポンサー離れを加速させるであろう、プロモーター・榊原氏につきまとう黒い疑惑…。
今回の件が、ただの八百長騒動で終わるのか否か、今後の動向に注目です。