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NewPost 2021年発行

ジャイキリ!おこしやす京都がサッカー天皇杯で広島撃破!チーム名の由来は?

これぞジャイキリ!

関西サッカーリーグ(1部)に所属するおこしやす京都ACが、J1のサンフレッチェ広島に5-1で大勝。3回戦へと駒を進めました。

おこしやす京都が所属する関西サッカーリーグ1部は、日本サッカーのリーグ構想において5部に相当。

対するJ1所属のサンフレッチェ広島はもちろんトップカテゴリ。

5部のチームが1部のチームを破るということ自体はもちろん凄いことですが、それより何より気になるのは「おこしやす京都」というチーム名。

Twitter上でも

  • おこしやす京都???
  • 謎チーム…
  • おこしやす京都って何やねん

と話題になっています。

この記事では、衝撃的な「おこしやす京都」というチーム名の由来とともに、球団そのものにも迫ってみようと思います。

社会人クラブである

おこしやす京都は京都府京都市に本拠地を置く社会人サッカークラブです。

もちろん目指すはJリーグへの加盟です。

元はサッカースクールだった

2002年に兵庫県神戸市で幼稚園児・小学生向けのサッカースクールとして創設されたのが始まりです。

2003年7月に特定非営利活動法人(NPO法人)として設立認証された「特定非営利活動法人アミティエ・スポーツクラブ」が運営母体となっています。

最初は「おこしやす」ではなかった

2010年からFC京都BAMB1993と統合して関西サッカーリーグに参加。

そのときのチーム名はアミティエSC京都。

その後2011年にチーム名をアミティエSCに改称しますが、現在の「おこしやす」とはまだ無縁でした。

強豪チームになる

2012年に関西リーグで初優勝。京都FAカップ京都サッカー選手権大会で優勝して天皇杯にも初出場します。

2017年、関西リーグで2度目の優勝。社会人クラブとしては十分な実績を持つ強豪チームに成長したのです。

そして「おこしやす」

そして2018年4月、ついにチーム名を「おこしやす京都AC」に変更。

運営会社の名称もおこしやす京都AC株式会社へ変更しています。

前代未聞だった

チーム名変更を発表したのは2018年4月1日。

その日はエイプリルフールということもあって「変更は本当なんですか?」という問合せが殺到したのだそうです。

しかもそれは関西リーグ開幕のわずか2週間前。

前年優勝チームがこのタイミングで、しかもちょっとふざけた…いや失礼、意外すぎるチーム名への変更というのは前代未聞でした。

なぜ変更に至った?

チーム名変更の理由についてクラブ側は

「プレスリリースでも書きましたが、Jリーグの規約が最も大きな理由です。アミティエという言葉が商標権などの関係で障害となる可能性がありました。

また、アミティエ・スポーツクラブがスクールを展開していることも理由の1つです。他のチームのホームタウンにも進出しているため、それもリスクになります。

スクールの方を変えるとなると非常に大変であり、消去法で考えればこの方法しかありませんでした」

と発表。

Jリーグのチーム名には野球のように企業名を入れることができません。企業の宣伝のためではなく、あくまで「地域活性」が目的という理念があるからです。

さらに、地域に根付いたチームということになると、運営母体が京都という場所以外にも事業展開していることが弊害となりえたのです。

将来、Jリーグへの加盟を目指すチームとしては変更せざるをを得なかったのです。

何故「おこしやす」

では何でまた「おこしやす」なのか…この点についてクラブからは

「発表でお伝えしたこと以外にも、日本にあまりひらがなのクラブがないということもあります。もしJリーグに昇格すれば初めてのケースになります」

としています。

ここは単純にインパクトと目新しさを狙ったと言っていいでしょう。

たしかにひらがなのクラブというのは思い当たりません。日本のクラブであるならば、確かに日本独自の文字であるひらがなを使うのは面白い発想だと思います。

そして何より今回のジャイアントキリングで大きな話題となったのは、ひとえにこのチーム名の衝撃度が高かったからです。

おいでやす小田とは関係ない

どうやら全くもって関係ない模様です。

まとめ

「おこしやす京都」はかなりの強豪チームとはいえアマチュアのチームであることに変わりはなく、そこがバリバリプロフェッショナルのチームを撃破したことは実に素晴らしいことです。

戦い方一つでこういうことが起きるのがサッカーの面白さであり、それを果たしたクラブのチーム名がとてもインパクト大であったのはサッカー界にとって幸運でした。

これからも嫌でも注目を集める「おこしやす京都」。その活躍に期待です。