気を落とすことがないよう、まず最初に断っておきます。ゴールデンウィークが終わったら、次の祝日は7月20日までありません!(注:2021年は7月19日が海の日)
この季節、社会人の多くを悩ませるのが「五月病」。
この言葉ができたのは、昭和23年に祝日法が改正されゴールデンウィーク(以下GW)が誕生した後だと思われますが、実はその歴史が意外と深いと言われます。
「五月病」は簡単に言ってしまえば季節の変化による心の病。
これについては紀元前400年頃すでに「医学の父」ヒポクラテスがこの病気について言及しています。ただ、このときはそういった精神的な病に関する研究は「サタンの仕業だ!」という非科学的な思想によってかき消されています。
そういう時代背景だったので致し方ないですが、何でもかんでも悪魔の所業ではデーモン小暮閣下に怒られますね。
軽い鬱のような症状が5月に現れるというのは、4月に入学や入社があり、その後すぐにGWという長期休暇がある日本独自の現象のようです。
イギリスでは、クリスマス休暇明けで仕事や学校に行くのが辛くなる「1月病」なるものがあるそうです。時期は違えど長期休暇の後に心のバランスを崩してしまいやすいというのは世界共通なのかもしれません。
一応、行数稼ぎにネットで調べた五月病の対処法も書いておきます。
①趣味やスポーツでストレス解消 ②たっぷり寝る ③ゆっくりお風呂に入る ④好きな音楽を聴く
⑤新しい目標を見つける ⑥友人や先輩に話を聞いてもらう など。
まあこういうのは何をか言わんや、です。そんなこと言われんでも分かっとるわ!という話。結局は心の問題なので、自分で自分のメンタルを整理するしかないのです。
5、6年前のお茶のCMだったでしょうか、印象的なフレーズがありました。
「始まれば終わる」―――私事ですがこの言葉が大好きで、ずっと励みにしています。
どんなに楽しいことも嫌なことも、すべて「始まれば終わる」。だから楽しいことは最初から「いつか終わる」と心の準備をしておく。
逆に嫌なことでも「いつか必ず終わる」と思って臨む。
そうすれば楽しいことが終わった後の虚無感も、嫌なことが始まる前の不快感も、何だか和らいでいきます。
始まりと終わりはこの世のすべての出来事に存在する。これは絶対に変えられない。ならば始まりから終わりまでの間に何を成すか、それが一番重要であり、「始まり」と「終わり」自体はさほど意味を持たない。
きっかけと区切りにしか過ぎないものをどれだけ憂えても時間を浪費するだけで・・・
ああしまった、変なところで行数稼ぎをしたせいで紙面が足りなくなってしまった。続きが聞きたい方は当方主催の参加料 \10,000-の個人セミナーで。(若い女性は無料)(N)