見たい、聞きたい、話したい…
ここにはそれがある。
あした使えるはなしのたね
2020年発行

「2020年・ヒット商品ランキング」のはなし。2020.12.03.thu

1位:【鬼滅の刃】 累計発行部数1億部突破。グッズを作れば何でも売れる、前代未聞のブーム

2位:【マスク消費】 国民総マスクで5,000億円市場に急成長、異業種も続々参入、関連商品もヒット

3位:【あつまれ どうぶつの森】 約3ヶ月で500万本を売上げ、「あつもり経済圏」を確率

4位:【Zoom】 テレワークの象徴が売上げ100億円に、会議用ツールが習い事や飲み会にまで波及

5位:【檸檬堂】 日本コカ・コーラが国内で初めて手がけるアルコール飲料として、レモンサワー市場を賑わせた

6位:【AirPodsPro】 左右分離型のワイヤレスイヤホン、テレワークでも活躍しシェアトップの座を独走

7位:【モバイルオーダー】 注文から決済まで非接触、コロナ禍で苦しむ飲食店を新様式が救った

8位:【Shupatto】 レジ袋有料化に伴い、簡単に畳めるエコバッグとして大ヒット、シリーズ累計700万個を突破

9位:【今日から俺は!!劇場版】 映画館の席数制限の中、公開に踏み切って興行収入50億円を突破した

10位:【ゴキブリムエンダー】 部屋の空間に何度かプッシュするだけ、煙じゃないのに煙の効きめ

11位:【サントリー緑茶 伊右衛門】 12位:【愛の不時着】 13位:【リングフィットアドベンチャー】

14位:【食べチョク/ポケットマルシェ】 15位:【popln Aladdin 2】 16位:【スマホ証券】 

17位:【ファブリーズ W消臭】18位:【note】 19位:【オンライン診察】 20位:【JO1】

今年は何もかもがイレギュラーな一年になったので、「ヒット商品」という括りだけで言えば比較的生まれやすい下地があったと思います。

当たり前ですが生活様式が変われば必要になってくるものも変わるため、今までと違うものに脚光が集まるのは自然の流れです。

ただその波に乗れる業界と、逆に波に飲まれてしまう業界と、明暗があまりにもくっきり出てしまうのがコロナの厄介なところです。

2位のマスク関連商品で笑ったのが「装着したまま管楽器が演奏できるマスク」です。

管楽器なのでリコーダーやサックスなんですが、当然、口から息を吹き込まないと演奏できません。

そのためそのマスクは口元に切れ込みが入っており、そこにマウスピースやリードを突っ込んで演奏できる仕様になっているのです。

「口からの飛沫を防ぐ」という、マスクの存在意義そのものを覆すギャグ商品・・・じゃなかったエポックメイキングな商品です。

このご時世、サックス吹くのぐらい我慢せぇや・・・。

感染経路が「一緒に居た人のサックス演奏」だったら笑っちゃうだろ。

大体マスクをしたままサックスを吹かなきゃいけない場面が想像つかんわ!―――ということでまだまだ我々の想像を超える新商品が生み出されるケースは多々ありそうです。(N)

更に小ネタで懐かしランキング

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