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NewPost 2021年発行

株式会社OMATSURIとは?元ザブングル・松尾陽介が設立!気になる事業内容は?

24年に渡る芸能生活を終え、3月末で芸能事務所を退社した元ザブングルの松尾 陽介さんが「株式会社OMATSURI」を設立、同社の代表取締役に就任したと発表されました。

”元お笑い芸人”という特色を生かした会社経営が予想されますが、株式会社OMATSURIは一体どのような事業内容となるのでしょうか。

この記事では、松尾さんの発言やパートナーとして発表された人物が手がける事業などから、株式会社OMATSURIの事業内容について迫ってみたいと思います。

3つの軸で展開予定

松尾さんからは事業内容に関して3つの軸が発表されています。

  • 「企業のマーケティング支援」
  • 「国内外における人材や案件の仲介」
  • 「お笑い芸人のセカンドキャリア創出」

の3つです。

松尾さんの発言

松尾さんは芸人引退に際して

世の中の変動や時代の移り変わり、メディア形態の変化などを肌で感じ、お笑い芸人として活動していた20余年で培った様々な特殊な経験や人との繋がりを、これまで以上に活かせる方法が無いかと考え「引退」を決断した

と話しています。

この発言から先述の3つの軸に関する動きを予測してみましょう。

企業のマーケティング支援

ありとあらゆる情報がスマホやインターネットでいくらでも手に入る現代、企業は自社の商品をどのようにして販売するか、というマーケティング戦略に一番頭を悩ませているのではないでしょうか。

商品の性能や価格が用意に比較でき、そうした情報があっという間にシェアされ誰もが知るところになる・・・これは消費者にとって良いことである反面「決め手を欠く」ことにつながります。

比較対象が多過ぎて一つに的を絞れないからです。

そうなったとき、最後の一押しとなるのは“有名人の推し”ではないでしょうか。自分が好きなタレントさんがおすすめしている商品とそうでない商品で価格が同じだったら、前者を選ぶという人が圧倒的に多いのではないかと思います。

松尾さんが芸能界で培った、本人曰く「特殊な人との繋がり」は、マーケティング支援に大きな効果を発揮することは間違いないでしょう。

国内外における人材や案件の仲介

コロナ禍で人員を整理した企業や、予定していた案件を中止する企業は後を絶ちません。

ところがここに来て世界的にもワクチン接種のスピードが一気に加速してきました。世の中は少しずつ「元通り」に向けて動き出しています。

そうなると減ってしまった人材の確保が必要になったり、止まっていた案件が動き出したりという流れは予想ができます。

芸人さんとして海外ロケなどでできた人脈など、松尾さんは国外に対しても何らかのパイプがあるのではないでしょうか。

人材派遣や案件の仲介は、ここ数年で爆発的な需要が生まれる可能性があります。

お笑い芸人のセカンドキャリア創出

お笑いの世界には毎年、何千人という単位で人が入ってきます。

その中でスターにのし上がれる人はごく僅か。大概は全く芽が出ず数年で去っていきます。

ただ問題はこの「すぐに諦めた」人たちではなく、「微妙な位置で燻り続けて中途半端な年齢で社会に放り出された」人たちです。

10年、15年、いや20年頑張ったって売れないものは売れない。高校を卒業してすぐにお笑いを始めたとしても、20年も経てば立派な中年オヤジです。

まともな社会経験もないまま、そのような年齢で「セカンドキャリア」と言われても・・・困り果てている元芸人さんは思いのほか沢山いるのではないでしょうか。

松尾さんはここに目をつけたのだと思います。

元芸人という肩書きはプラスとマイナス両面を持った諸刃の剣かもしれませんが、舞台度胸や人前で話す経験などを買って「採用したい!」と思う企業も少なくないでしょう。

パートナーとして発表された人物

報道によると松尾さんは、パートナーとして「VALUE ARCHITECTS株式会社」の創業者である藤本 隆太郎氏を迎え、事業を行っていくとされています。

「IT」の専門家

松尾さんはパートナー・藤本氏に関し

僕の死ぬほど弱い部分『IT』の分野を助けてもらうことで、より僕の強い部分を際立たせていく為、協力してくれる仲間です。

と語っています。

IT関連の事業における専門家と言えそうです。

VALUE ARCHITECTSとは

では、VALUE ARCHITECTS(バリューアーキテクツ)株式会社とはどんな会社なのでしょう。

HPによるとその事業内容は

  • Fintech関連新事業立上げ
  • 営業推進支援
  • アプリのためのDMPの設計支援

と、こちらも3つの軸が紹介されています。

聞きなれないワードである「FinTech」「DMP」についても少し解説しておきます。

Fintech関連新事業とは

FinTech(フィンテック)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語です。金融サービスと情報技術を結びつけた、さまざまな革新的な動きのことをいいます。

VALUE ARCHITECTSではお金の管理、支払い、資産運用など金融に関する幅広い分野のサービスを提供していることが予想され、具体的にはクラウドファンディングによる資金調達や、効率的な経済情報、物価指数、消費動向などの金融情報提供という形でサポートするのではないかと思われます。

DMPとは

DMPとは「データ・マネジメント・プラットフォーム」の略称であり、インターネット上の様々なサーバーに蓄積されるビッグデータや自社サイトのログデータなどを一元管理、分析し、最終的に広告配信などのアクションプランの最適化を実現するためのプラットフォームのことです。

VALUE ARCHITECTSでは“アプリのためのDMP設計支援”となっているので、松尾さんがどのような自社アプリを開発するかは分かりませんが、例えば「案件と人材のマッチングアプリ」、また「イベントと芸人さんとのマッチングアプリ」といった展開になれば、このアプリのためのDMP設計支援が役に立ってくるのではないでしょうか。

まとめ

元・ザブングル松尾陽介さんが設立した新会社について解説および考察をしてきました。

芸人さんとしても一定の成功を収めた松尾さんですが、そのポジションに甘んじることなく新たな挑戦をする姿に心打たれる方も多いのではないでしょうか。

一般人にはできない、貴重な体験をいろいろとされてきたであろう松尾さん。その経歴を生かして、今までにない新しい起業家のスタイルを見せてほしいと思います。