ゴルフ・石川遼選手の風貌が物議を醸しています。
話題となっているのは彼のロン毛とひげ面です。一部では「あの見た目はトッププロとしての自覚や責任が欠けているのでは、と感じてしまう」などと批判にさらされているのです。
この記事では
- 石川遼選手の髪型やひげはルール違反なの?
- 石川遼選手の髪型の変遷はどうなっているの?
- 海外の選手たちはどうなの?
といった疑問を解決していこうと思います。
もくじ
ルール違反なのか?
まずは現在の石川遼選手の風貌を確認してみましょう。
たしかにワイルドではあるが・・・
似合っている・似合っていないは置いておいて、彼のイメージである爽やかな印象とは程遠い、かなりワイルドな仕上りになっています。
しかしながらこれはゴルフのルール上、まったく問題ありません。ゴルフ場によって帽子やサンバイザーの着用を義務付けているところもありますが、髪型やひげについて指定をするようなルールはゴルフにはありません。
イラストで確認
実際のゴルフ場にあるイラストで、いわゆるドレスコードについて確認してみましょう。
これは「東京よみうりカントリークラブ」のドレスコードですが、指定があるのはあくまで“服装”であり、髪型やひげについて明記してある内容は一切ありません。
様々な人がプレーする
ゴルフは世界的にメジャーなスポーツです。
世界での競技人口は6,500万人とも言われており、これはすべてのスポーツの中でも5番目に多い数字です。
そんな中で髪型やひげについて、禁止事項や違反内容を決めることができるでしょうか。
茶髪、金髪、黒髪、白髪、薄毛、スキンヘッド、ひげの濃淡、はたまた体型や体格など、ありとあらゆるパターンの人々がプレーする競技で、身体的な特徴に対してその可否を決めることは到底無理です。
石川遼選手の立場も影響?
今回の批判の声は、石川選手の現在の立場も影響しているかもしれません。
彼は現在、日本ゴルフツアー機構の副会長というポジションにいます。立場上、一般的な選手よりもさらに紳士的な立ち振る舞いが求められてしまうという面もあります。
石川遼選手の髪型の変遷
そんな石川遼選手ですが、髪型をはじめビジュアル面はこれまでにも様々な変化をしています。
画像で確認、色んなパターン
「石川遼 髪型」で画像検索するだけでこんな風に出ます。
それだけ彼の髪型の変動は激しく、今さら騒ぎ立てるようなことでもないことが分かります。
アフロみたいなパーマも・・・
2011年ごろの石川選手はこんな感じでした↓
今よりよっぽどブッ飛んでいるというか、チャラい感じになっています。「石川遼」という人間を知らなかったら、この画像を見てこの人がプロゴルファーだとは絶対思わないでしょう。
強烈刈り上げ時代
2013年ごろはこんな感じ↓
本人的には「伊勢谷友介」風なんだそうですが、これまた問題のある人をモデルにしたもんです・・・。
いわゆる“ツーブロック”なんですがサイドの刈り上げが強烈過ぎて伊勢谷友介というより金正恩になってしまった印象です。
やっぱり今さら言うようなことではない
こういった変遷を見てみると、やはり石川選手の風貌に関しては今さらどうこう言う問題でもないと思います。
強烈刈り上げの時代なんて、世界最悪の独裁者に似た髪形か、良くて薬物依存俳優がモデルの髪型です。
紳士的な要素のカケラもありません。
海外の選手はどうなっているの?
それでは海外の選手達のヘアスタイルやひげ事情はどうなっているのでしょう。
トミー・フリートウッド
イギリスのトッププロであるトミー・フリートウッドのトレードマークはロン毛にひげ・・・まさに現在の石川選手と同じスタイルです。
その風貌は問題視されるどころか、「カッコいいゴルファー」としてのイメージを固める大事なポイントになっています。
ダスティン・ジョンソン
「ひげゴルファーといえばダスティン・ジョンソン、ダスティン・ジョンソンといえばひげゴルファー」というぐらい、強烈なひげの持ち主です。
2017年には世界ランキング1位に到達するなど、すごいのはひげだけではありません。ひげもじゃだろうが、強ければそれでいいのです。
まとめ
批判されている石川遼選手の風貌についての疑問を解決してきました。
石川選手の現在のスタイルはルール違反でも何でもなく、彼の奇抜なヘアスタイルなどは今に始まったことではありません。(もっと酷いときもあった)
世界的に見てもロン毛のひげ面であることが問題視されるような傾向もありません。
ただし、それが石川選手に似合っているかどうかは別問題です。そして何より、彼の知名度や期待値からすると、現在の成績は物足りないと言わざるを得ません。
髪型なんか気にする前に・・・と言いたくなる人の気持ちも分かるところではあります。石川選手には、そんな声を吹き飛ばすような奮起を期待したいですね。