6月1日正午ごろ、東京・池袋にあるペンギンを眺めながら飲食ができるバーで火災が発生。
店長と8羽のペンギンが一斉に非難する事態となりました。
いや、大変な事件なので笑ってはいけませんが何故かちょっと微笑ましいというか…
そもそもペンギンバーとは何なのでしょうか?
もくじ
ペンギンバーとは
もうズバリそのまま、「本物のペンギンの姿を見ながら食事をしたりお酒を飲んだりできるお店」です。
今回、火災があったのは↓の池袋のお店でした。
ペンギンのいるBAR・池袋
お店の名前も、もうズバリそのまま「ペンギンのいるBAR・池袋」
とっても分かりやすい名前ですね。
JR池袋駅西口から徒歩8分の距離にある飲食店です。
コンセプト
お店のコンセプトは
池袋という都会の只中だからこそ癒しとくつろぎに満ちた空間づくりをしたい(HPより)
とのこと。
愛らしい動きで人気のペンギンは、都会の暮らしに疲れた人々の癒しの一助となるというオーナーの信念の下、お店は立ち上げられたようです。
ペンギンにあやかって…
ペンギンのつがいは二頭で協力して長く大切に子育てを行います。
そんな背景をもつ彼らに見守られての、結婚式の二次会や結婚記念日といったパーティーが、その後の長く続く幸せにつながればいいな、という思いもあります。(HPより)
結婚に関する催し物の理由づけとしては、なかなか理にかなっているのではないでしょうか。
もちろんお酒も料理も充実
ただ単にペンギンを餌に客を呼ぼうとしているわけではありません。飲食メニューもしっかりしています。
お店にはバーテンダーが常駐、カクテルの種類はかなり豊富なようです。
フードメニューも軽食・おつまみからしっかりしたお食事まで様々に取り揃えてあるとのこと。
緊急事態宣言発出により…
残念ながら緊急事態宣言の発出により、現在は全日休業となっています。
ペンギンって都会でも飼えるの?
寒い場所にいるイメージのあるペンギン。都会のど真ん中で飼育なんてできるのでしょうか?
意外といける
基本的には人間が快適に過ごせる温度であればペンギンも生活ができるため、難しい温度管理は必要ありません。
むしろ暖かい地域に生息するペンギンは寒さに弱いため、暖房設備が必要なケースもあるぐらいです。
ちょっと大がかりな設備も必要
野生のペンギンは毎日、海の中で餌を捕りながら生活しているため、ペンギンのストレスを解消するためにも野生での生活と一番近い状態を作ってあげることが必要です。
広いプールや池などに海水を張って泳がせてあげるのが良いでしょう。
と言っても自宅に広いプールや池を用意するということは難しいので、現実的には自宅の浴槽に海水を張ってそこで泳がせてあげるのが一般的だそう。
あれ?意外と飼育は難しくない?
環境さえ整えられれば都内でペンギンを飼うことも十分可能なのです。
東京以外にも
さほど飼育が困難でないからか、ペンギンがいる飲食店は意外とあります。
沖縄
沖縄には「ペンギンのいるダイニングバー」という、これまたズバリそのままの店名の店が那覇市にあります。
神戸
三宮に「リトル・フィート」というお店があり、本物のペンギンがいます。かなり落ち着いた大人の雰囲気です。
ちなみに大阪・梅田にも「ペンギンバー」というイタリアン居酒屋がありますが、こちらには本物のペンギンさんは居ないようです。
まとめ
火災という思わぬ形で注目を集めたペンギンバー。
過去にないほどのストレスや不安を抱えている人が多いであろう今、非日常を味わえる癒しの空間の必要性は高まる一方ではないでしょうか。
緊急事態宣言などの影響で営業していないお店ばかりなのが残念ですが、いつかまた元気で愛らしいペンギン達を見ながら楽しくみんなでお酒が飲める日が来ることを祈りたいですね。