プロ野球・横浜DeNAベイスターズの新ユニフォームが発表されました。
記者会見では山崎康晃投手と、新戦力の京田陽太選手が新ユニフォームを着用して登場。気持ちも新たにいざ優勝へ!といきたいところですが、この新ユニフォームのデザインに批判の声が…
- え、普通にダサい…
- 背中の線なにコレ?
- 広島のパクったのか
など、手厳しい意見も多く挙がっているようです。
この記事では、残念ながら不評の声も多いDeNAの新ユニフォームについて、デザインの裏側に迫っていこうと思います。
もくじ
DeNA新ユニフォームに対する世間の声
やはりあまり評価の方は芳しくないようで…
同じ横浜に本拠地を置く、Jリーグ・横浜マリノスと比較する声もあります。
DeNAの新ユニフォームがダサい!
と、いうことで改めてDeNAの新ユニフォームのデザインを確認してみましょう。
正面からのデザインはまだマシ?
新ユニフォーム、正面からはこんな感じです↓
ベイスターズのユニフォームと言えば、やはりピンストライプをイメージする方が多いと思いますが、今回はセンターにブルーのラインが大きく入ったデザインになっています。
ピンストライプでなくなった事を残念がるファンもいるようですが、正面からのデザインだけならばそこまでダサいとも思いません。
まあ、前開きのパジャマみたいだという声もあるようですが…
そして輪をかけてひどいのが…
背中の縦ラインがヤバい!
ガクッときたのは背中のデザインですね↓
正面と同じパターンのラインが、背中にもデカデカと入っています。これはハッキリ言って
アカン!
ユニフォームの背面というのは、基本的どんなスポーツでも選手名と背番号が最も目立つようになっています。それはデザイン的な意味合いだけでなく、選手間やベンチ、そしてファンからの視認性を考えたとき当然のことです。
もちろんDeNAの新ユニフォームの背面も、サイズ感だけなら選手名と背番号は大きく表示されていますが、縦のラインが太過ぎてそこだけが悪目立ちしている印象です。大体、デザインである縦線が背番号より太いってどうなのよ…
「背中には選手名と背番号」ーーーこの常識から外れたデザインが、ダサさを感じさせる大きな要因ではないでしょうか。
選手名と背番号を消すとより際立つダサさ
参考までに、BAYSTOREで販売されているレプリカユニフォームの画像では選手名と背番号部分が抜かれたものが表示されています↓
いかに縦線が不要かがよく分かりますよね。
新ユニフォームは広島の真似?
ではなぜこのようなデザインになったのでしょうか。
一応テーマは「頂点を目指す一本の道」ということで、これはDeNAの今季のスローガンである”横浜頂戦”とも関係しているようですが…
広島カープの新ユニフォーム
↓は昨年すでに発表されていた、広島カープの新ユニフォームです。
ここにも謎の縦線が!
ご覧いただいた通り、広島の新ユニフォームの背面にも謎の縦線が入っています。
そしてこれもかなり意味不明。
ネット上では、この縦線が血のように見えることから「後ろから刺されたの?」「誰に狙撃されたんだよ」など、酷評の嵐。
縦線を入れるのが流行りなのかもしれませんが、評判の悪いものを真似ても意味がないですよね。
ちなみに広島のビジターユニフォーム(上の画像の左2人)は、ベースカラーの赤にさらに選手名や背番号で赤を重ねるという愚行。
先ほど申した「視認性」の観点からいくと最悪なのではないでしょうか。テレビ観戦ならいざ知らす、スタジアムでスタンドから見た場合、どれがどの選手か判断するのは至難の業になりそうです。
横浜マリノスと連携?
DeNAの新ユニフォームが今回のデザインになった理由としてもう一つ言われているのが、サッカーJリーグ・横浜マリノスのユニフォームと連携したのか、という点です。
横浜マリノスのユニフォームはこんな感じ↓
確かにセンター部分に印象的なラインがドンと入っています。…やはりこういうデザインはサッカーのユニフォームの方がしっくり来ますね。
何にせよ同じ横浜をホームタウンにする球団同士、スポーツは違えど一つにまとまれる感じがするのはいい事です。
しかし、横浜マリノスのユニフォームの背面はこんな感じなので…↓
うん、やっぱり背面はシンプルなデザインにするのが一番です。間違っても銃撃や斬撃の跡が見えるデザインにするべきではないでしょう。
いい加減1998推しは止めろ、の声
もう一つ、DeNAファンの間で今回の新ユニフォームお披露目会が残念だったと言われている点があります。
それは、記者会見で新ユニフォームを纏った2人、山崎康晃投手と京田陽太選手の背番号にあります。
2人の背番号は山崎選手が「19」、京田選手が「98」。つまり2人を並べると「1998」…そう、これは当時の横浜ベイスターズが圧倒的強さで日本一に輝いた年号です。
もちろん、あの頃の横浜が近年最強なのは疑いようがないですし、ファンももう一度あの強さを!という願いは持っているでしょう。
しかし1998年なんて、もう四半世紀も前の話。いつまで過去の栄光にすがっているのか…と興ざめしてしまうファンも多いのです。
「今」と「これから」を大事にするのなら、新ユニフォームお披露目の場で1998推しをする必要はなかったと思います。
DeNAは牧選手を筆頭に、次代のスターが生まれつつあります。
今のところ不評な新ユニフォームですが、今を生きる選手達が大活躍し、背中のぶっとい縦線こそが最強の証!になってほしいですね。
DeNAの新ユニフォームがダサい!悪いイメージを払拭できる活躍を!
発表されたDeNAの新ユニフォームがダサい!ということで話を進めてきました。
ダサさの原因は、正面ではなく背面のデザイン、センターにドンと入った縦線にありました。
その縦線が悪目立ちし過ぎて、選手名や背番号の視認性が損なわれる可能性もあり、ダサい以前に機能的によろしくないということもお分かりいただけたと思います。
まあしかし、ユニフォームなんて結局はチームの成績次第でその印象は大きく変わるもの。
今回のデザインが、「DeNAのユニフォームと言えばコレ!」と誰もが認知するものになるかどうかは、チームの頑張りにかかっています。