1位:【安室奈美恵】-平成の歌姫の引退劇が国民の関心事に発展。その経済効果は500億円とも。
2位:【ドライブレーコーダー】-「あおり運転事故」をきっかけに注文殺到。前年の約2倍346万台出荷。
3位:【ペットボトルコーヒー】-オフィスワーカーがデスクに置いて水代わりに飲む新スタイルを確立。
4位:【ZOZO】-体型データを瞬時に測れる「ZOZOSUIT」が大きな話題に。前澤社長のキャラも後押し。
5位:【グーグルホーム&アマゾンエコー】-「OK、グーグル」と「アレクサ」が日常会話に。家電は声で操作する時代に。
6位:【君たちはどう生きるか】-実に80年の時を超える史上最大のリバイバルヒット。漫画の力を示した。
7位:【aibo】-12年ぶり復活の犬型ロボット。ロボットとして「買う」のかペットとして「飼う」のか。
8位:【ケーブルバイト】-断線しやすいiPhoneの充電ケーブルを保護。可愛さと実用性で女性に大ヒット。
9位:【本麒麟】-「第3」らしからぬ飲み応えにビール好きも納得。年間1,000万ケース出荷が目前。
10位:【NONIO】-機能を謳わずシーンで訴求する戦略がハマり、若者から支持を集めた洗口液。
年齢を重ねるごとに、このヒット商品にランクインするものが自分とは無縁の存在になってきました。
でもこれは私がオッサンになったからではなく、やはり世の中はモノが飽和状態なんだと感じさせられるのです。
リバイバルヒットや復活、
または既にあったもののアレンジがほとんどで、エポックメイキングなものは皆無。
実に「革新性」に乏しいランキングだと思います。
安室ちゃんなんてず~っと昔から居てず~っと前から凄いアーティストだったろ、
引退ってなってから何を急に騒いどんねん、ってな感じです。
そう、これは今 自分の身の回りにある物や、身の回りに居る人の価値と尊さに改めて気付き、感謝をするチャンスです。
何かいい事ないか、いい出会いないか、そんなことばかり考えている方もいるかもしれませんが、
あなたの周りにはもう既に、素晴らしい人や物が存在しています。
その意味を自分自身で見つめ直すことが、あなたの周りに新しい世界が開けるきっかけになるのではないでしょうか。
いやはや、随分と話が説教くさくなってしまいました・・・どんなに強がってもやはり自分はオッサンになってきたようです。
でも心はいつも「SWEET 19 BLUES」なんだな、これが。(N)
ちなみに「2020年・ヒット商品ランキング」のはなし。2020.12.03.thu