気づけばもう12月。恒例のヒット商品ランキングです。
1位:【Nintendo Switch】-携帯も据え置きもできるゲーム機が大ヒット。8ヶ月で180万台突破。
2位:【明治 ザ・チョコレート】-お洒落な大人向けチョコが3,000枚突破のスマッシュヒット!
3位:【クラウドファンディング】-「あったらいいな」を叶える夢の市場は1,000億円市場に。
4位:【ミールキット】-カット済み野菜や調味料をセットにして宅配。共働き家庭の救世主に。
5位:【ビットコイン】-たった1年で価値が10倍に高騰。通貨の概念を大きく変え、金融界を揺るがす。
6位:【クラフトボス】-「ちびちびだらだら」飲みたいデスクワーカーに受け入れられたコーヒー。
7位:【リンクルショット メデイカルセラム】-日本初、シワ改善を謳える医薬部外品の美容液。ポーラの業績にも寄与。
8位:【でか焼鳥】-コンビニレジ横商品の新たな主役はそのボリューム感をウリに9,000万本を売上げ。
9位:【anello(アネロ)】ガバッと開くリュックサック。何かと荷物の多いママさん達の強い味方に。
10位:【ハンドスピナー】-ただ回すだけの謎玩具がYoutuberから火がつきたまごっち級のヒットに。
「2017年・ヒット曲」のはなし。
と、いうことでヒット商品10位までを掲載しましたが、例年と比べてパッとしない印象を受けるのは私だけでしょうか。
「国民的ヒット」と呼べるものはない気がします。
ヒットがない!ということで言うとさらに輪をかけてひどいのが音楽業界。
2017年は本当にヒット曲が全然ありません。
2016年なら『恋』、『海の声』、『前前前世』、
2015年なら『R.Y.U.S.E.I』、『あったかいんだからぁ♪』など、
嫌でも耳に入ってきて「またこれかい!」と有線にツッコミたくなる曲がいくつかあったのですが・・・。
音楽に限らずですが、国民的なヒットが生まれにくくなった背景には、個人の趣味趣向が多様化し、
何か一つのものに全国民が熱狂することがなくなったことが影響している、などと言われますが、
別にそんな大層な話ではなく、単純にみんなもう「お腹いっぱい」なんだと思います。
次から次へと新商品やら新曲やら新システムやらが溢れ出てきて「待て待て、誰もこんなに頼んでないわ」ってな感じでしょう。
2017年の最大ヒット曲は結局、星野 源の『恋』になりそうとのこと。
これは現代の激しい時代の潮流に疲れきった日本人がみな「源」点回帰をしたがっている、という意識の表れなのではないでしょうか。(N)
ちなみに「2020年・ヒット商品ランキング」のはなし。2020.12.03.thu