2016年にデビューした藤田菜七子騎手を筆頭に、女性ジョッキーの活躍が目立つ競馬界。
地方競馬にもその影響は広がり、兵庫県競馬組合でも今年初めて女性騎手がデビューしました。
それが佐々木世麗騎手(18)です。
かわいいと評判のそのビジュアルに注目が集まりますが、騎手としての腕前もなかなかのものだとファンの間では話題になっています。
この記事では佐々木世麗騎手の様々な表情をご紹介しながら、
- 出身や身長などプロフィール
- 得意な戦法
- 意外な趣味
などに迫っていきたいと思います。
もくじ
佐々木世麗騎手の画像、映像
それではかわいいと評判の彼女の画像をご覧いただきましょう。
かわいいというより美人系?
どちらというとかわいい系というより美人さん系ですね。
ですがヘルメットを被ると急に幼く見えます。勝負の場ではまだまだ未熟ということでしょうか。
とはいえまだ18歳ですから、これからいろいろな経験を経て凛々しい表情になっていくと思います。
デビュー前の映像
6:17〜
ちなみに師匠の新子調教師は園田競馬のリーディングトレーナー(最も勝利数の多い調教師)です。
たくさんの名馬の背中を経験することで大きな成長を期待できそうですね。
プロフィール
佐々木世麗(ささきせれい)
生年月日 2003年2月7日
出身地 広島県
身長 147cm
初騎乗 2021年4月13日
初勝利 2021時4月14日
幼い頃からスポーツ少女
世麗さんは幼い頃から水泳、バレエなど様々な習い事を経験していたそうです。
そして中学時に乗馬に出会い、騎手を志したといいます。
女性騎手の新記録達成!
世麗さんはデビューからわずか3ヶ月の7月中旬に通算31勝に到達。
これは地方競馬女性騎手の最速(デビューからの達成日数、及び騎乗数)での30勝達成となったようです。
このペースで勝ち星を伸ばせば兵庫の新人騎手記録をも塗り替える可能性も十分にあります。
注目すべきは見た目だけでなくむしろその実力かもしれませんよ。
逃げ戦法が得意?
次々と勝利を重ねる世麗さん。得意な戦法は逃げだと言われています。
Twitter上でもその騎乗ぶりは話題になっており…
新人騎手は斤量面で有利
競馬ではデビュー間もない新人騎手はハンデとして斤量減の恩恵を受けられます。
ベテランや経験豊富なジョッキーよりも軽い斤量で騎乗することができるのです。
馬にとっても上に乗る人間の重さが軽い方が走りやすいに決まっています。
しかもスタートから先頭に立って逃げる作戦を取ったときほど、斤量が軽いことで馬はスタミナを消費せず済むため、より結果に直結しやすくなります。
斤量だけで勝てるものではない
ただ当然ですがこの斤量面の恩恵だけで勝つことはできません。
スタートでしっかりと馬を促し、道中は気分良く走らせ、最後はゴールまで追い続ける筋力や腕っ節がないと結果は出ないのです。
趣味は意外な「落語」
18歳の乙女の趣味とは思えませんが、世麗さんは落語を聞くのが趣味だそうです。
習っていた経験あり
落語に関してはご本人が
「昔、習っていたので。今もたまに聞きますよ。
いつか、みんなの前でやってみたいんです。一番好きな演目は『芝浜』ですよ」
と、立川談志らの名演で知られる古典落語の名作を挙げて語っています。
う〜ん、渋い。
見た目や騎乗から見て取れる落ち着きぶりは、この大人びた趣味の影響なのかもしれませんね。
まとめ
かわいいと評判の佐々木世麗騎手について掘り下げてきました。
もちろんビジュアルにも注目ですが、真に注目すべきはジョッキーとしての能力・才能であることがお分かりいただけたと思います。
これからもどんどん華やかになっていくであろうジョッキーの世界。
男性と女性が対等に渡り合える競技としてこれからも楽しみが増しそうですね。