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右巻き、左巻き、誰もが1つは持っている「つむじ」の話です。
中にはつむじが2つある人や渦ではなく線のようになっている人も・・・。
そもそもつむじとは何なのでしょうか。
つむじはおそらく、受精卵が成体になるまでの発生過程にできたものではないかと言われています。
皮膚の成長段階の最後に、頭の皮膚同士が結合したときのつなぎ目なんだとか。
つむじが渦を巻いているのは、髪の毛を立体的にして脳を守るためで、頭皮に対して斜めの流れで渦を巻いたほうが層の厚い立体になるからだと推察されます。
しかし実は、つむじについての研究はほとんどされておらず、詳しいことは分かっていないのだそうです。
ちなみに慣用句として「つむじ曲がり」や「左巻き」(どちらも変わり者や捻くれ者を意味する)がありますが、
これは釈迦のそれが右巻きであったことに由来すると言われます。
人のつむじについては分かっていないのに、何故か「牛」のつむじについては研究がされています。
玉川大学農学部の安部教授によると、
「1万頭の牛を見てつむじの位置と個性の関係を調べたところ、つむじが上にあるほど好奇心が強く活発で、逆に下にあるほど大人しく扱いやすい」
という結果が出ています。
牛だけでなく馬にも同じことが言えると昔から言われているそうです。
人間に当てはまるかどうかは不明ですが、
聞き分けのない部下のつむじを見てみると、
左巻きでなおかつ人より上の位置についているかも・・・。(N)
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