YouTubeやテレビ番組での歯に衣着せぬ言動から、最近大きな注目を集めている成田悠輔氏。
発言とともに話題になっているのが、成田氏がかけている、フレームが○と□で左右非対称の不思議なメガネ。
謎多きその風貌からネット上でも
- 何者なんだコイツは
- 変なメガネだな、おい
- どんな経歴なんだ?
など、多くの方が疑問を抱いているようです。
この記事では、謎の人物・成田悠輔氏の生い立ちや経歴をご紹介しながら、トレードマークの不思議メガネや、その過激発言についても迫ります。
もくじ
成田悠輔氏は謎多き人物
成田氏は1986年・東京生まれということですが、誕生日が分からないため現在は35歳か36歳ということになります。
何にせよ彗星のごとくいきなり現れた感じで、世間ではやはり「誰?」というのが第一印象のようです。
そしてやはり彼の不思議メガネは気になってしまうようですね。
成田悠輔氏の生い立ち・経歴
それではまず、成田悠輔氏の生い立ちや経歴をご紹介していきます。
実業家であり経済学者
成田氏の肩書きは「実業家」「経済学者」となっています。
実業家としては、半熟仮想株式会社という会社の代表取締役を務めます。
また、経済学者としてはイェール大学のアシスタント・プロフェッサーという役職に就いています。
東大主席卒業の超エリート
成田氏の出身大学は“東京大学”です。
まあこれだけで十分エリートなんですが、彼の場合はその東大(経済学部)を『主席』で卒業しています。
はい、もう完全に『超』がつくエリートです。いわゆるガチの天才というやつですね…。
流れとしてはこんな感じ↓
- 東京大学経済学部卒業(主席)
- 2011年・東京大学大学院経済学研究科修士課程修了
- 2016年・マサチューセッツ工科大学(MIT)にてPh.D.(博士号)取得
- 2017年・イェール大学経済学部のアシスタント・プロフェッサー就任
「凡人がとりあえず知ってる名門校をテキトーに並べてみました」みたいな経歴を本当にやってしまっているのが成田氏というわけです。
その他、役職多数
成田氏の役職は上記だけではありません。
他にも
- 株式会社サイバーエージェントAI Lab・アドバイザー
- 株式会社サイバーエージェントキャピタル・サイエンスアクセレレーター
- G1サミットU40アドバイザリーボード
- コロンビア⼤学Market Design Initiative アドバイザリーメンバー
- マサチューセッツ⼯科⼤学Blueprint Lab連携教員
- シカゴ⼤学Human Capital & Economic Opportunity Global Working Group連携教員
- イェール⼤学東アジア研究委員会連携教員
- Y-RISE (Yale Research Initiative on Innovation & Scale)連携教員
- 東京⼤学マーケットデザインセンター研究員
- 独⽴⾏政法⼈経済産業研究所・客員研究員
- ⼀橋⼤学特任准教授(夏季・冬季のみ)
- スタンフォード⼤学客員助教授(2019-20)
ここまで来ると何だかもうよく分からないですが、とにかく「ヤバい人」であることはお分かりいただけると思います。
生い立ちは壮絶
こんな経歴ですから、さぞ幼少期から華やかな人生を歩んできたんだろうと思いきや、全くそんなことはなくむしろ壮絶な苦労を強いられていました。
成田氏は、父、母、本人、弟の4人家族でしたが、父親がかなりのクズだったようで…ロクに働きもせず酒・女・タバコ・ギャンブルなどに溺れた生活を送っていたとのこと。
さらにこの父親は賭けマージャンで多額の借金まで作ってきます。
そして成田氏が18歳のとき、父親は借金を残したまま失踪。一家は自己破産まで追い込まれてしまうのです。
母親の支えで立ち直る
そんな家庭で育ったせいか、幼いころの成田氏は人付き合いが苦手で「発達障害気味だった(本人談)」といいます。
さらにそこに重度の睡眠障害も重なり、学校も不登校の期間が多くなりました。
それでも勉強だけは学校の誰よりもできたそうです。この辺りは明らかに「天才の片鱗」というやつですね。
そしてその才能に気付いた母親が懸命にお金を稼ぎ、成田氏は名門・麻布中学を受験し合格します。
そこから成田氏の快進撃が始まるわけですが、借金を残して消える父親と、それに反して苦しい中でも勉強ができる環境を作ってくれる母親…
親ガチャで言うなら「半分大ハズレ、半分大当たり」といったところでしょうか。
歯に衣着せぬ過激な発言は幼少期の壮絶な体験から?
成田悠輔氏がそんじょそこらの天才や普通のコメンテーターと一線を画すのは、その発言内容です。
過激という言葉では足りないぐらい、強烈な発言内容が目立ちます。
こうした過激発言は、成田氏が幼少期に体験した壮絶な苦労や不条理が根底にあるのではないでしょうか。
ただ単に、整備された綺麗なエリートコースを歩んできた人間とは全く違う観点と価値観を持っているのが面白いです。
そしてその独特な観点・価値観から生まれる過激な発言を裏付けられるだけの知識と教養。
“良い子ちゃん”ばかりが多い現代において、成田氏のような存在はとても痛快でスカッとさせてくれます。
あの不思議なプレステメガネは何?
今や成田氏のトレードマークとなった、フレームが左右非対称の謎メガネ。
○と□の形がプレイステーションのコントローラーのボタンを連想させるようで、『プレステメガネ』と呼ばれるようになりました。
プレステメガネは普通に買える!
あのプレステメガネは成田氏が特別に作らせたりした特殊なものではありません。
『XIT EYEWEAR』というフランスのメガネブランドの商品のようです。
商品の一覧はこちら↓
https://strut-shop.com/smp/list.php?type=class&scat=326332
公式では「丸四角メガネ」というんですかね…。
でもやっぱり「プレステメガネ」の方がしっくり来ますよね。
メガネとの出会いは偶然
天才中の天才・成田氏のことですから、このプレステメガネを愛用していることにも何か大きな意味があるのかと思いきや、そうでもないようです。
買い物に行ったフランスのメガネショップで、店員に勧められて引くに引けなくなったから…なんだとか。
メガネ購入について語る成田氏↓
店員さんの押しにやられてつい買っちゃう…なんて、我々と同じようなことを天才もしちゃうんですね。
急に親近感が湧いてきます。
プレステメガネの成田悠輔氏は独特の視点を持った超・天才
過激発言や謎メガネで話題の成田悠輔氏に迫ってきました。
東大主席卒業など華やかな経歴の持ち主ですが、その生い立ちは壮絶な家庭環境に置かれるなど、一歩間違えば真っ当な人間として生きることすら難しかったかもしれません。
ですがその経験から繰り出される発言や物言いはとても新鮮で、閉塞感が蔓延するこの現代日本に風穴を開けてくれるのでは…と期待してしまいます。
プレステメガネが日本のメガネのスタンダードになるぐらい、大活躍を期待したいですね。