遅ればせながら明けましておめでとうございます。
今年も一年、よろしくお願いします。
と、いうことで2019年が始まったばかりで何ですが、
2018年もあっという間に終わってしまいました。
これだけ早いと果たしてその一年にどれだけ意味があったのか、疑問に思ってしまうときもあります。
そしてまた、2019年の終わりにも同じことを思うのではないか・・・、
そうやって年齢を重ねて何も進歩しないまま人生が終わっていくのではないか・・・
という壮大な不安まで頭をよぎります。
でもそんな時、こう考えてみるといいかもしれません。
「俺(私)、人生何回目だっけ?」って。
「2回目以降だ!」という、幽霊とかゾンビの方はおそらくこれを読んでないと思いますので、
ほぼ?全員が初めての人生です。
ではあなたは生まれる前に人生の予行演習をする場がありましたか?
リハーサルをする機会がありましたか?
ありませんね。
練習もリハーサルもなしで人生の本番を迎えているのです。
上手くいかなくて当たり前です。
そう、「人生はぶっつけ本番」なんです。
そしてそれはまた毎日が本番のチャンスだということでもあります。
つまり多少失敗したって躓いたって、すぐに取り返す本番のチャンスが巡ってくるのです。
よく「人生は一度きり」とか「たった一度の人生」とか言いますが、
こんなプレッシャーなことはないと思いませんか?
一回しかないんだから楽しまなきゃ損だ、とか、
失敗したら時間の無駄だ、とか、
初めての人生なのにそんな重圧イヤじゃないですか?
いい事を言っているように見せて、実はとんでもなく身もフタもないことを言っているのが「人生一度きり」という言葉です。
「こんなチャンスは今だけ!」とか「今やらないと損だよ!」みたいな言葉は、
詐欺師やペテン師の常套句です。
改めて言いますが「人生はぶっつけ本番」です。
それはみんな同じ。
上手くいっているように見えるアイツもあの子もあの人も、
み~んな人生初めてのぶっつけ本番。
失敗しながら挫折しながら、それでも毎日、
いや一瞬一瞬巡ってくる本番のチャンスを何とかモノにしているだけなんです。
肝心なのは、
人生は常に本番のチャンスだと前向きに、積極的に捉えることです。
で、練習なしのぶっつけ本番なのでもちろん失敗します。
でも毎日が本番なので、
またすぐ次の瞬間に取り返すチャンスが訪れる―――
ほら、なんだかちょっと希望が湧いてきた。
2019年もよろしくお願いします。(N)