中日ドラゴンズが連敗で首位陥落。突然の急ブレーキで、ファンの間では早くも昨年までの悪夢が甦っています。
中田翔選手というスターも加入し、今季はオープン戦から絶好調。ペナント開幕後もセ・リーグ10勝到達一番乗りで、立浪監督が「今年は違うと言ったでしょう」と発言した矢先の連敗…。
ネット上でも
- どうした急に…
- 短い春だったな
- 今年もありがとうございました
など、あまりの失速ぶりに諦めムードすら漂ってきています。
もちろん連敗なんてどのチームにも発生し得ることですが、今回の中日の大ブレーキには、とある噂が囁かれているのです。それが『統一試合球の変更』。
この記事では、中日ドラゴンズ連敗の原因だとまことしやかに囁かれる、プロ野球の試合球変更について迫っていこうと思います。
もくじ
統一試合球変更に関する世間の声
真相のほどは定かではないですが、やはり多くの方が疑問を抱いているのが分かります。
中日ドラゴンズの大ブレーキ
ここで改めて中日ドラゴンズの大ブレーキを振り返りましょう。
今季の中日は開幕から絶好調!4月9日のDeNA戦に勝利し、およそ8年ぶり、実に2,891日ぶりの単独首位に立ちました。
そして先述の通りセ・リーグで10勝到達一番乗りを果たし、名古屋はすでに優勝したかのような盛り上がりを見せていたのです。しかし立浪監督が自信満々に
「今年は違うと言ったでしょう」
と発言した直後…
4/18 中日 5 ー 11 ヤクルト
4/19 中日 0 ー 7 阪神
4/20 中日 2 ー 15 阪神
4/21 中日 0 ー 3 阪神
悪夢の4連敗で首位陥落となったのです。
負け方も良くない
この4連敗、内容も非常に良くありません。いくらなんでも大量失点すぎます。21日の試合は降雨コールドだったとはいえ4試合で36失点…これでは勝てるはずがありません。もともと中日は打力が持ち味のチームではないだけに、大きな失点は命取りです。
それにしてもこんなに急に大量失点を繰り返してしまうほど、短期間でチーム状態が悪化するものなのでしょうか。単に選手の好・不調だけではない何かの影響を疑いたくなります。
ヤクルト・村上の指摘で使用球を変更?
現日本球界最強打者と言っていいヤクルト・村上宗隆選手が、試合球の異変について指摘したという記事が出たのは4月18日。
村上選手は今季の使用球に関して
「打球速度と飛距離がちょっと比例していないところがある」
と口にしました。
数々の長打を放ってきた村上選手の言葉だけに、その内容には信憑性があります。
オープン戦から現れていた異変
今季の試合球がいわゆる「飛ばないボール」であるという兆候は、オープン戦の時点ですでに見て取れました。
オープン戦の本塁打数
2023年 114本
↓
2024年 91本
試合数に若干の違いはあれど、急に約2割減というのは少々不可解です。
村上が指摘した直後に…
村上選手が試合球について言及したと記事が出たのは4月18日。その翌日である19日の公式戦でまさかの事態が起こりました。
何と!たった1日で13本のホームランが乱れ飛んだのです。
村上選手の指摘前、4月16日〜18日までの間に行われた計15試合で出たホームランが13本。それと同じ数のホームランが、たった1日(6試合)で放たれました。
これはこのタイミングで何らかの闇の力…ズバリ「使用球の変更」があったと勘繰られても致し方ないでしょう。
ミズノが公式試合球の販売を緊急停止!
疑惑がさらに深まる事実として、NPBに公式試合球を提供しているミズノが、オンラインでの公式球販売を緊急停止したのです。
ミズノはこのボールの販売ページを丸ごと削除。現在ページは復活していますが(4月22日現在では在庫切れで購入できず)、停止前と品番が変わっています。
※「1BJBH552001P」→「1BJBH55200」
これは怪しい…怪し過ぎる。
ボールを詳しく調べられたらマズい理由があるのではないでしょうか。
誰が、何のために…?
もし一連の疑惑が事実だったとして、一体誰が、何のために「飛ばないボール」を使用したのか…。
ミズノがこっそり材質変更?
以下はもう憶測でしかありませんが、まず考えられるのは、
原材料費の高騰などの理由でミズノ側が黙って材質を変えていた
という理由です。
何もかもが値上がりする昨今、スポーツ用品に使われる原材料も例外ではないでしょう。現在の統一球は2019年から使用されていますが、コロナ禍や戦争など、当時とは全く状況が一変しています。
プロスポーツの世界では断じて許されることではないですが、世界情勢も相まって品質の維持がコスト的に難しくなったミズノが、NPBに黙ってこっそり試合球の材質を変えていた…という可能性があります。
NPBの陰謀?
そしてもう一つはNPBの陰謀論です。
有力選手のメジャー流出に悩んでいたNPBですが、もはやその流れは歯止めが効かなくなっています。
ならばその流れに沿って、メジャーに高く選手を買ってもらい、日本のプロ野球を金銭的に潤わそうと企てたNPB。大谷選手の登場で感覚がややバグっていますが、過去の実績を見るに、メジャーで通用する選手は圧倒的に投手>野手です。投手の方がより「高く評価される」傾向があります。
つまり
意図的に試合球を飛ばないボールにすることで投手成績の見栄えを良くし、実力以上の高額でメジャーに移籍させよう
という魂胆です。スター選手はいなくなっても、金さえ落ちればそれで良し…という何とも浅はかな狙いですが。
中日ドラゴンズはその犠牲に…
上記のような策略が村上選手の指摘によって表沙汰になるとマズいと思ったNPBおよびミズノが、4月19日の試合から使用球を変更、飛ばないボールが通常のボールに戻ったことでホームランが増加した(というか元に戻った)、と考えるとすべて合点がいきます。
そして我らが中日ドラゴンズは悲しいかな、その犠牲となってしまったのです。
中日は投手力が持ち味のチームなので飛ばないボールの恩恵を十分に受けられましたが、元に戻ってしまえばそれまで。そして悲しい話ですが、これは「元に戻った」だけであり、連敗も大量失点も、結局は「実力」なのかもしれません…。
中日連敗の理由は試合球の変更?裏付けるデータや事実多数!
中日連敗の理由が試合球の変更にあるとして、その背景について迫ってきました。
今季はオープン戦からホームラン数が少なく、村上選手の発言からも試合球に対して疑念が渦巻いていたのは間違いありません。
そしてその村上選手の発言直後から大幅に増えたホームラン数…、さらにミズノによる試合球の緊急販売停止…。
これは「やってる」と疑いがかけられるのも当然と言えます。そして中日ドラゴンズはそんなゴタゴタに巻き込まれた悲しいチームなのです。このままズルズルと順位を落とし、終わって見れば定位置(最下位)に…
いや、まだシーズンは終わっていないどころか始まったばかり。ボールが飛ぼうが飛ぼまいが、立浪ドラゴンズは永久に不滅です!(それは困るって?)